3.1 気候変動影響への対応

コミットメント

再生可能エネルギーの導入をはじめとした更なる温室効果ガス(GHG)排出量削減の取り組みを進めます。

  • GHG:Green House Gas

アプローチ

  • 再生可能エネルギーの導入を推進します。
  • 省エネルギーを推進します。
関連するSDGs
  • 7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 13 気候変動に具体的な対策を
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう
成果指標

① 使用電力の再生エネルギー比率
② 太陽光発電設備を設置
③ グループ全体GHG削減率:Scope1と2の合計
④ グループ全体GHG削減率:Scope3
※キリングループ、ライオン

成果指標 目標値(2021年)

キリングループ

100 %
(2040年)

ライオン

10 MW
(2026年)

キリングループ

50 %
(2030年、19年比)

30 %
(2030年、19年比)

基本的考え方

地球温暖化に伴う気候変動は、TCFD提言を踏まえて実施しているシナリオ分析で、キリングループの重要な原料である生物資源と水資源に深刻な影響を与えることが再確認されています。キリングループでは、このような結果を受けて、新しい「キリングループ環境ビジョン2050」で、従来の「長期環境ビジョン」の目標を大きく上回る「バリューチェーン全体の温室効果ガスのネットゼロ」という高い目標を掲げて取り組みを進めるとともに、脱炭素社会をリードしていきたいと考えています。

バリューチェーン全体の温室効果ガス排出量をネットゼロにします

  • 2050年までにグループのバリューチェーン全体のGHG排出量をネットゼロにします。
  • GHG排出量を2030年までに2019年比で、Scope1とScope2の合計で50%、Scope3で30%削減します。※1
  • 2040年までに自社の使用電力を再生可能エネルギー100%※2にするとともに、2050年までに自社の使用エネルギーを再生可能エネルギー100%にします。

脱炭素社会構築に向けリードしていきます

  • 「Business Ambition for 1.5℃」および「Uniting Business and Government to Recover Better」に署名して、世界の気温上昇を1.5℃に抑え、「グリーン・リカバリー」を目指します。※3
  • 次世代の脱炭素社会へのチャレンジを応援します。
  1. 2017年に多くの国際的な機関やNGOが共同で立ち上げた「Science Based Targets」(以下、SBT)イニシアチブより、産業革命前からの気温上昇2℃未満に抑えるための科学的根拠に基づいた温室効果ガス排出量削減目標として、日本の食品・飲料業界として初めて承認を受けました。さらに、2020年12月には食品会社で初めてGHG中期削減目標を「2℃目標」から「1.5℃目標」へアップグレードし、SBTイニシアチブによる承認を取得しました。
  2. 企業活動で消費する電力を100%再生可能エネルギーとすることを掲げた企業が加盟する国際イニシアチブであるRE100に加盟し、上記の2040年目標を宣言しました。
  3. 下記の活動報告をご参照ください。

目標

企業活動などで直接排出する室効果ガス排出量と削減目標

バリューチェーン全体での温室効果ガス排出量と削減目標

実績ハイライト

課題 達成状況
バリューチェーン全体の温室効果ガス排出量をネットゼロにします キリンビールでは、「化石燃料から電力へのエネルギーシフト」を目指してヒートポンプシステムの導入を順次進めています。また、協和キリンでも、新たに水力発電由来の電力の使用を開始しています。
CSVコミットメントで定めているGHG排出量削減目標は、2019年に2015年比でScope1+Scope2で8.5%削減、Scope3で12.7%削減と、順調に推移しています。 キリンビールでは、工場購入電力における再生可能エネルギー比率を2030年までに50%にまで高める目標を設定していますが、2019年では15%となっています。なお、ライオンは2020年5月にオーストラリア初の大規模なカーボンニュートラル認証を取得しました。
脱炭素社会構築に向けてリードしていきます キリングループは、1.5℃対応およびグリーンリカバリーに向けて、「Business Ambition for 1.5℃」「Uniting Business and Governments to Recover Better」に署名しています。
ニュージーランドのクラフトブルワリーである Fermentist では、同国初のカーボンゼロ認証ビールであるKiwi Pale Aleを発売しています。製造工程でのGHG排出量削減を進め、残りはオフセットを使うことで穀物栽培に使用される肥料から消費者の自宅での冷蔵までのライフサイクル全般でのカーボンニュートラルを達成しています。
  • キリンホールディングスは、日本の食品会社として初めて「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」提言への賛同を表明しました。

  • キリングループのGHG中期削減目標が、日本の食品会社で初めてScience Based Targets(SBT)として認定を受けました。

達成状況

バリューチェーン全体でのGHG排出量の推移

GHG排出量中期削減目標に対する進捗

取り組み

活動報告