3.1 気候変動影響への対応原料

紅茶農園での気候変動への緩和策

キリングループは、スリランカの紅茶農園へのレインフォレスト・アライアンス認証のトレーニングプログラムで、斜面に根が深く生えて地を這う草を植えることで、雨による浸食で肥沃な土壌の流出を防ぐ指導をしています。
シナリオ分析の結果、気候変動の影響で多くの農産物生産国・地域で、水リスクや水ストレスが高まることが把握できています。スリランカでも、近年気候変動の影響で雨季には従来にない大雨が降ることが増え、紅茶の重要な産地であるウバ地域でも地滑りが発生し多くの人命も失われています。この取り組みは大雨による地滑りなどの災害を防ぐことにも寄与しており、気候変動問題への適応策になっています。
ベトナムのコーヒー農園でも気候変動の影響による干ばつへの対応として、畑の保水力を高めるトレーニングを実施していくなど、バリューチェーン上流の適応対策を進めていきます。

再生型農業カーボンオフセット

グループのニュー・ベルジャン・ブルーイングは再生型農業カーボンオフセットを購入し、生産者が従来の農法から再生農法に移行する際の動機付けと資金援助を行っています。再生型農業へ移行することで健全な土壌を造り、土壌に多くの二酸化炭素を隔離することで農場内の排出量を削減することができます。