3.4 容器包装の取り組み持続可能な紙容器

紙製容器包装でFSC認証紙使用比率100%を達成

キリングループは、2020年末11月にキリンビール、キリンビバレッジ、メルシャンのすべての紙製容器包装でFSC認証紙使用比率100%を達成しました。
キリングループが2017年2月に「CSVコミットメント」を定めた際の目標を実現したものです。
対象となる紙容器は、「6缶パック」「ギフト箱」「紙パック」「製品用段ボール箱」。紙容器すべてを網羅した宣言および達成は、日本のメーカーでは初です。今後は、対象をほかの事業にも拡大する予定にしています。

  • 表:FSC認証紙使用の目標と達成率

持続可能な紙容器への取り組み

キリングループでは、2013年に「持続可能な生物資源利用行動計画」を策定して持続可能な紙利用を目指して取り組みを進めてきました。同年、持続可能な紙が普通に使用できる社会を目指して、紙の利用について先進的な取り組みを行う企業5社とWWFジャパンとで「持続可能な紙使用のためのコンソーシアム」を結成し、認証紙の提供促進を目指してサプライヤーとのダイアログなどを行ってきました。2017年には「持続可能な生物資源利用行動計画」を改訂し、紙容器へのFSC認証紙使用率100%を目指すことを宣言しました。宣言前の2016年5月の時点では「トロピカーナ100%」シリーズの250ml紙パックでFSC認証紙を全面的に採用していました。
2019年3月末にはキリンビールのすべての紙容器で、同年11月末にはキリンビバレッジのすべての紙容器でFSC認証紙使用率100%を達成しました。2020年11月には、メルシャンの紙容器でFSC認証紙使用率100%を達成しています。

ビール6缶パック、製品用段ボール箱の上面へのFSCロゴの表示

キリングループでは、森林を守る大切さを実感いただけるようにFSC認証ラベルの表示も進めています。2017年5月に、日本で初めてFSC認証ラベル付きのビール6缶パックを発売したのをはじめとして、同年10月製造分から順次6缶パックの底面に認証ラベルの表示を開始し、現在ではほぼすべての6缶パックの底面に表示されています。
飲料でも紙パックの口部分や側面に表示が開始しており、ほとんどの紙容器で確認することができます。2019年1月出荷分からは、酒類6缶パックと製品用段ボール箱の上面にFSCロゴの表示を開始し、店頭に並ぶほとんどの製品でFSCロゴを見ることができるようになりました。