容器包装に関する方針

キリングループ プラスチックポリシー

  1. PETボトルの資源循環を推進します。
    キリングループが提供しているプラスチック容器包装等のほとんどは飲料ボトル用PET樹脂が占めており、その一部にリサイクル樹脂を使用しています。キリングループは、PETボトルの資源循環を推進するため、日本国内におけるリサイクル樹脂の割合を2027年までに50%に高めることを目指します。
    また、PETボトルの資源循環を推進するためには、良質な使用済PETボトルを効率的に回収することが不可欠です。キリングループでは、国や地域、業界団体等と協働しながら、良質な使用済PETボトルの効率的な回収・利用システムの構築を積極的に進めていきます。

  2. ワンウェイプラスチック※2の削減および他の素材への代替に努めます。
    プラスチックごみの多くは、ワンウェイプラスチックと言われています。キリングループは、グループ各社が提供するワンウェイプラスチックの削減に努めるとともに、他の素材への代替にも取り組んでいきます。
    再使用を前提としない、一度だけしか使われない使い捨てのプラスチック。

  3. PETボトル原料の持続性向上を目指します。
    キリングループでは、これまでも環境負荷軽減の観点からPETボトルの軽量化を継続的に進めてきました。今後もより一層の軽量化を目指していきます。
    また、PETボトル原料の持続性向上のため、石油資源からの脱却に向けた非可食性植物由来のPETボトル樹脂導入の検討も進めていきます。
    上記に加え、プラスチックの資源循環を推進していくための啓発活動や海岸清掃活動等へも積極的に参画していきます。
    また、キリンビバレッジ株式会社(社長 堀口英樹)では、一般社団法人 全国清涼飲料連合会が昨年発表した「清涼飲料業界のプラスチック資源循環宣言2018」に賛同し、「2030年までにPETボトルの100%有効利用」の実現に向けて、業界を挙げて取り組んでいきます。

2019年2月策定

商品開発での環境配慮

環境に配慮した容器包装などの設計

資源の保全と環境負荷低減への取り組みをより推進するために、「環境に配慮した容器包装等設計基本方針」を定め、さらに使用してよい材料やその組み合わせまで細かく規定した「環境に配慮した容器包装等設計指針」を制定して運用しています。1998年にキリンビールで制定して運用してきましたが、2014年からは対象を日本の酒類事業・飲料事業全体に、2019年からは医薬事業を除く国内キリングループ各社に拡大しています。

容器のLCAへの取り組み

キリングループでは、酒類や清涼飲料などの主要な容器については、適宜LCA(ライフサイクルアセスメント)を実施し、商品の特性、お客様の1回当たりの購入単位、主な販売店の形態、空容器回収の見込みなども総合的に考えたうえで、容器を選択しています。

環境に配慮した容器包装等設計基本方針

1. 目的
地球の豊かなめぐみと環境を持続的なかたちで将来につなぎ、お客様と社会全体に価値を提供し続けるために、法令ならびに「環境に配慮した容器包装等設計指針」を連守することにより、配慮した商品開発ならびに営業活動における廃棄物の削減およびリサイクルの推進を通し、バリューチェーンから生じる環境負荷を地球が賄うことができる能力とバランスさせる「資源循環100%社会の実現」を目指す。

2. 容器包装の開発・設計・採用の基本的考え方

  1. 開発・設計に当たっては、内容物の品質保持、安全衛生と容器包装自体の安全性、製品情報の適正表示を前提に、環境適性、お客様の使いやすさ、輸送効率ならびに経済性を考慮する。
  2. 採用に当たっては、さらにお客様の購入・飲用形態、販売形態および内容物の特性に応じたものを選択する。

3. 容器包装の開発・設計・採用に当たっての環境配慮の考え方

  1. 調達からリサイクルまでの容器包装のライフサイクル全体での環境負荷低減を図り、自然環境への影響を最小限に抑える。
  2. 資源有効利用、循環型社会の実現に寄与するために、リサイクルや廃棄が容易で、環境負荷の少ない素材を使用する。
  3. 低炭素社会の実現に寄与するために、容器包装製造および商品輸送工程でのエネルギー使用量および温室効果ガス発生量の少ない素材を選定する。
  4. 廃棄処理時の環境汚染防止に配慮した素材を選定する。
  5. 3R(発生抑制・再使用・再生利用)は、次項に従って推進する。

4. 3R(発生抑制・再使用・再生利用)推進の指針

  1. 発生抑制(Reduce)
    1. 容器包装及び販売促進用ツール等の軽量化に努め、材料の使用量の低減に努める。
    2. リサイクル時や廃棄時に、折りたたみ、押しつぶし等により、できるだけ体積が小さくなるように減容化に努める。
    3. 簡易包装への切り替え、個別包装・外装の省略を推進し、包装の適正化に努める。
  2. 再使用(Reuse)
    1. 再使用および再充填の回数ができるだけ多くなるように努める。
    2. 再使用および再充填に係る環境負荷ができるだけ少なくなるように努める。
  3. 再生利用(Recycle)
    1. できるだけ単一素材を使用し、2種以上の素材を使用する場合は、容易に分離が可能となるように努める。
    2. 再生された素材および再生品使用比率の高い素材を使用するように努める。
    3. 分別排出、分別収集、選別を容易にする仕様・デザインに努める。

2014年11月18日改定