トップメッセージ
キリングループは、「自然と人を見つめるものづくりで、『食と健康』の新たなよろこびを広げ、こころ豊かな社会の実現に貢献する」ことを経営理念に掲げています。祖業のビール事業で100年以上にわたり磨き続けてきた「発酵・バイオ」を中心とした技術力を強みに、飲料、医薬、ヘルスサイエンスと領域を広げながら、お客様や患者さんに支えられて事業を発展させてきました。2019年からの長期経営構想(KV2027)では、「食から医にわたる領域で価値を創造し、世界のCSV先進企業となる」というビジョンのもと、ヘルスサイエンス事業の育成などを通じ、社会的価値と経済的価値の双方を創出するCSV(Creating Shared Value)経営を推進してきました。
一方、世界は急速な変化に直面しています。異常気象に伴う生態系の変化や、人々の価値観・生活様式が大きく変容するこの時代において、企業は時代を先取りし、新たな価値を生み出し続けることが求められています。
キリングループは、2027年に創業120年を迎えます。次の100年を見据え、「ものづくりで世の中を驚かせたい」「人々の笑顔を生み出したい」という原点に立ち返り、KV2027に続く長期経営構想「Innovate2035!」をスタートさせました。新たなビジョンとして「人と技術の力でイノベーションを起こし続けるCSV先進企業として、世界をもっと元気にしている」を掲げ、世界における“真のCSV先進企業”を目指します。
「発酵・バイオ」という共通のコア技術から生まれた、酒類、飲料・ヘルスサイエンス、医薬という多様な事業領域を生かし、グループ内外の人財・技術・ナレッジを事業・機能・地域を超えて連携することで、新たな価値創造を加速していきます。お客様や患者さんの人生のあらゆる場面に寄り添い、行動変容を促すことで、新たな生活習慣を社会に生み出すイノベーションを実現していきます。そして世界をもっと元気にしていくことが、私たちの理念である「こころ豊かな社会の実現」につながると確信しています。
私たちは、どのような時代になっても「食」と「健康」は人間の根源的なニーズであると捉えています。
全てのステークホルダーの皆様から「キリンがいてくれて嬉しい!」と評価いただけるよう、全従業員とともに経営にまい進していきます。新しいキリングループに、より一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
代表取締役社長COO
最高執行責任者