コーク・ノースイースト

コーク・ノースイーストは、1977年にニューハンプシャー州のボトリング事業から始まり、40年以上にわたり米国北東部で事業を展開しています。2019年10月に社名変更し、今では全米のTOP10に入るコカ・コーラ・ボトラーとなっています。コーク・ノースイーストは、お客様においしい飲料をお届けするだけでなく、人財に投資し、お客様の声に耳を傾け、地域社会に貢献することによって、「品質」「情熱」「誠実さ」「多様性」「臨機応変さ」という価値観を実践することを約束します。

2023年6月5日

  • 価格戦略とコスト管理により、安定的に事業利益を創出する

  • 価格戦略とコスト管理により、安定的に事業利益を創出する

米国経済の鈍化が予想される中、コカ・コーラブランドの強みを生かした価格戦略、店頭活動を積極的に展開します。さらにSCMに関わるコストマネジメントを強化し、安定的な利益創出を目指します。

2022年振り返り
  • 戦略的な価格マネジメントによる売上貢献を実現しました。
  • 原材料や人件費などの高騰に対して、適切な価格戦略やコストコントロールを実施し、計画を大幅に上回る実績を残すことができました。
  • 価格戦略の一つである値上げはブランドオーナーであるコカ・コーラ社とボトラーズが連携して実施しますが、各地域の特性に即した価格マネジメントが重要になります。コーク・ノースイーストは、売上戦略チームと営業担当、そして各企業との連携により、適切なタイミングでプロモーションを投⼊、戦略的な販売価格のマネジメントを⾏った結果、コロナ禍の量販市場の消費拡大も助長し、⼤幅な売上拡⼤につながりました。
2023年取り組み
  • 2022年と同様、インフレ率と消費者の動向を注視しながら、適切な価格戦略とコストコントロールにより2022年以上の事業利益を創出します。
  • カテゴリーごとに価格戦略とプロモーション戦略を策定し、マージンの⾼いSKUに注⼒するなど、ケースごとの収益性を向上させます。
  • 配送や倉庫のコスト上昇リスクを抑制する取り組みを実施し、生産性を向上させ事業利益を創出していきます。
  • 将来の成⻑基盤拡⼤のため、積極的に設備投資を実⾏していきます。ボストンにあるセールスセンター(営業および配送拠点)では、半⾃動ピッキングシステムを導⼊し、効率性の改善を⽬指します。

SAPを活用したデータマネジメントによる生産性の向上

  • コーク・ノースイースト IT担当副社長 ポール・へーリング コーク・ノースイースト ビシネス・ インテリジェンス部長 ジェフリー・ アルチョウィアック コーク・ノースイースト 業務担当副社長 デービッド・ デュモン コーク・ノースイースト 物流本部長 マイケル・アダム

  • コーク・ノースイースト IT担当副社長 ポール・へーリング コーク・ノースイースト ビシネス・ インテリジェンス部長 ジェフリー・ アルチョウィアック コーク・ノースイースト 業務担当副社長 デービッド・ デュモン コーク・ノースイースト 物流本部長 マイケル・アダム

コーク・ノースイーストではSAPを活⽤したデータマネジメントを強化しており、⼈事、製造、倉庫‧配送、販売などの事業オペレーション効率化、コロナ禍から続くサプライチェーン問題、インフレなど多くのコスト上昇が発⽣する中で、⾃社のコスト削減‧上昇抑制を実現しました。特に配送、倉庫業務、営業などあらゆる部⾨でのパフォーマンスをリアルタイムで数値化し、確認できるシステムを構築し、各セールスセンター間の⽐較を⾏うことで、課題定義、アクションのスピードが向上しました。結果として、各部⾨の⽣産性の向上に貢献しています。