ヘルスサイエンス領域

日本を中心に商品展開を進め、BtoBでは協和発酵バイオのグローバルな販売体制を強化

ヘルスサイエンス領域における方針

成長加速

  • プラズマ乳酸菌の販売拡大
  • ヒトミルクオリゴ糖の発売(BtoB)
  • シチコリンの販売強化
  • ファンケルとの協働加速
  • M&Aによる成長機会の獲得

強固なバリューチェーンの構築

各事業会社の戦略

キリン

「免疫」「脳機能」「腸内環境」の3つを重点領域として定め、各領域において有力な素材を戦略的に展開していきます。
免疫については、「感染リスクの低減」という社会的関心に対し、日本の食品ではじめて「免疫」に関する機能性表示が受理された独自素材である「プラズマ乳酸菌」の展開を徹底して拡大していきます。今中計ではさらに、「ヒトミルクオリゴ糖」の発売を予定しています。
脳機能については、加齢などによる機能低下を課題として捉え、「シチコリン」の展開に注力していきます。大規模生産を安定的に、低コストで実現する協和発酵バイオ社の発酵法を用い、市場拡大を目指します。
腸内環境については、キリンの長年にわたる微生物研究を基に、一人ひとりのお客様の健康に関する課題に対応し、最適なソリューションを提案できる個別化ビジネス構築に取り組んでいきます。

キリンビバレッジ

ヘルスサイエンス戦略を飲料で担う会社へとリポジショニングします。健康価値を訴求した商品の構成比を高めることで、厳しい市場環境の中でも安定した成長の実現を目指します。
注力分野の1つである「摂り過ぎない健康」として、無糖・低糖領域に注力します。また、「プラスの健康」として、プラズマ乳酸菌を使用した「iMUSE」ブランド商品の飛躍的成長を目指すと共に、ファンケル社とのコラボ商品等、新たな価値創造にも取り組んでいきます。

小岩井乳業

プラズマ乳酸菌や、記憶ケアに繋がるβラクトリンを、毎日の健康習慣に最適な乳製品の形で提供していきます。2021年に機能性表示食品としてリニューアルした「iMUSE」ヨーグルトなどを中心に、市場浸透を図ります。

協和発酵バイオ

2019年8月に山口事業所防府工場で発覚した品質管理問題を受け、2020年より、知見、経験をもつキリングループの人材を派遣し、生産・品質管理体制の再構築、本社と拠点の連携強化など再生計画を実行し、2021年は事業利益の黒字化を実現しました。
今中計では、事業再生から高収益型経営への転換に向けたステージへと進みます。収益性の高いシチコリンの売上拡大や、ヒトミルクオリゴ糖の発売による成長に取り組み、バイオケミカルの先端技術を駆使してグローバルな社会課題を解決する日本発のグローバル・スペシャリティ発酵企業を目指します。

ファンケル

キリングループ・ファンケルの両社の強みを相互活用することで、シナジー創出に取り組んでいます。
既存商品を両社のチャネルで相互販売する「チャネルシナジー」では、DtoCチャネルの相互乗り入れを展開し成果をあげています。さらに、共同開発による新商品を展開する「商品開発シナジー」でも、コラボ商品を開発し、キリンビバレッジ及びキリンビールより発売しています。また、ファンケルにおいても、キリングループが研究開発してきた素材、成分を活用した商品が発売されています。

協和キリン

ヘルスサイエンス領域において、基礎研究やCDMO事業立ち上げにおいて協和キリンの知見を活用しシナジー創出を目指します。
βラクトリンの機能性評価では、協和キリンの技術を活用するなど、既に具体的な事例が創出されています。さらに、長期的な取組として、協和キリンの医薬製造の知見を取り入れて、協和発酵バイオの強みを活かしたCDMO事業を立ち上げました。
また、協和キリンの中期経営計画でも医薬品にとどまらない価値提供の具現化を戦略として掲げており、さらなる協働取り組みを加速させていきます。

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