人材力の強化

人材力の強化に関する考え方

長期経営構想「KV2027」では、既存事業(食領域/医領域)のさらなる成長とともに、ヘルスサイエンス領域における事業の立ち上げと育成を掲げています。このように事業や外部環境が変化する中において、未来を描き実行を担っていく人材こそが最大の企業競争力の源泉であり、その潜在能力を発揮してもらうことこそが、最も有効な組織能力強化につながると考えています。この考えのもと、キリングループでは、食から医にわたる領域で、将来のキリングループの経営や各事業・機能を担う人材を獲得・育成しています。

人材力の強化に関する主な取り組み

一人ひとりの成長・育成マインドの醸成

  • 社員一人ひとりが、それぞれの現場・立場で仕事にコミットし、自身の能力を磨き上げ、「この仕事、この分野なら私が一番」という「専門性」を卓越した水準で追求していくこと、既存の枠組みにとらわれない発想や工夫で目標に取り組むこと、そういった社員のチャレンジや成長意欲を支援し、さらに伸ばしていく育成のマインドを組織に醸成していくことが、人材力を高め、組織能力の強化につながると考えています。
  • 価値観の多様化に伴い、キャリア(=自己実現)も多様化している環境下で、一人ひとりの成長意欲や目標に応え、支援する機会や環境を整備しています。

グループ経営人材の育成

  • 将来のキリングループ各事業の中核を担い、成長戦略を推進するグループ経営人材の育成に向けて、人材マネジメント体系の整備を進めています。
  • また、高い成果発揮が期待される人材に、新たな仕事や困難な仕事に挑戦する機会を前倒しで提供し、能力と実力に応じた配置を行うことで、グループ経営人材の育成を図っています。
  • 他にも、MBA留学をはじめ、新興国の社会課題に挑む留職プログラム、海外トレーニー制度、異業種ワークショップ、各種経営塾など、多様な成長・挑戦する機会を提供しています。
  • 図:事業・機能における人材育成

事業・機能における人材育成

  • キリングループでは、各事業や機能ごとにも、変革と成長を担う人材の育成に積極的に取り組んでいます。
  • 特に、強みの「技術力」をさらに高めるため、キリンホールディングスに設置している「ものづくり人材開発センター」では、グループ各社の製造に関わる専門知識、技術・技能の習得を支援しています。加えて、工場間の情報交換も促すことで、製造現場のより主体的・自発的な学びも実現しています。
  • また、マーケティング領域においても、マーケティング手法を体系化し、組織的な育成施策のもと、長期的に愛されるブランドの育成のみならず、ブランドの損益までコミットする、ブランドビジネスができるマーケターの育成を進めています。キリンビールで実際の成果創出につながっており、育成の体系は他のグループ会社にも展開されています。

多様な人材の採用

  • その時々のビジネスモデルの変化に対応し、イノベーションを創出する組織能力を獲得・強化するためにキャリア採用を積極的に行う一方で、新規採用者については、長期視点での育成により、企業ブランドを体現するとともに各事業や機能を束ねる人材として期待しています。

トピックス

組織能力の強化 人材力の強化

「VUCAの時代」と言われ経営環境の不確実性が高まる中、キリングループは長期経営構想「KV2027」において「食から医にわたる領域で価値を創造し、世界のCSV先進企業となる」というビジョンを掲げて、新たなステージへの進化に挑戦しています。