2.2a 原料生産の持続可能性強化

コミットメント

日本産ホップの品質向上と安定調達に取り組み、日本産ホップならではの特徴のあるビールづくりを行うとともに、生産地域の活性化に寄与します。

アプローチ

  • 長期的な視点にたち、日本産ホップの安定的な収穫量維持と品質向上を目指し、日本産ホップ生産地域の魅力を増やす取り組みや、人や設備を含む生産基盤の整備を支援していきます。
  • 日本産ホップの特徴を活かした個性的なビールの開発、クラフトブルワーとの協働を通じた日本産ホップの価値化により日本産ホップの需要を支えていきます。
関連するSDGs
  • 2 飢饉をゼロに
  • 8 働きがいも経済成長も
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう
成果指標

日本産ホップの調達量

成果指標 目標値(2021年)

100 t (2027年)

取り組み

JAPAN HOP 日本産ホップでビールを楽しむ

ホップとは

ホップはアサ科のつる性の多年草植物で、ビールの味や香りに重要な役割を果たしています。ビールに使われるのは雌株の毬花(まりばな)の中に含まれる黄金の粉末「ルプリン」です。ビール特融の「苦み」と「香り」を与え、泡の安定化や保存性を高める働きがあります。

日本産ホップの現状

国内生産ならではの味わいでビールの可能性を広げている日本産ホップですが、生産者の高齢化や後継者不足により、生産量は最盛期にくらべ大きく落ち込んでいます。
何も手を打たなければ、近い将来日本産ホップを使用したビールが飲めなくなってしまうかもしれません。
国内でホップの試験栽培を開始した約100年前から日本産ホップに関わってきたキリンは、今後もお客様に日本産ホップを使ったビールを楽しんでもらい、わくわくするビールの未来を創っていきたいと考えています。そこで、ホップ生産地の皆様と共にホップを守る活動をスタートしました。

  • グラフ:会社別生産量推移

キリンが取り組む背景

日本産ホップの試験栽培開始から約100年。これまでキリンは日本産ホップの生産地と共に、ビールの魂であるホップにこだわり、ビールづくりを行ってきました。現在、日本産ホップの約7割をキリンが購入しています。生産量が限られ、収穫したてのフレッシュな状態で使用できる日本産ホップは、近年話題となっているクラフトビールの世界でも注目を集めています。多様性を重視するクラフトビールでは、あたらしい品種や使い方が魅力を拡げます。ホップの生産地と歴史を積み重ねてきた私たちだからこそ、責任を持って日本産ホップの未来を切り開いていきたい。そしてお客様にもっと日本産ホップの魅力や楽しさ、そして可能性を知ってもらいたいと考えています。

IBUKI(いぶき)

ドイツ種「ザーツ」とアメリカ種「ホワイトバイン」の交配から生まれた「信州早生」に改良を加えた品種であると言われています。(ビールの花 - ホップ 日本工業新聞社より引用)
最大の特徴は、その華やかな香り。強く純粋なフローラルでピュアな香りで、ほんの少し使っただけで個性が出せるホップです。

MURAKAMI SEVEN

世界に誇るキリンのホップ技術者「村上敦司」が育種した希少な日本産ホップです。
「みかん」や「イチジク」を思わせる爽やかな香りが特徴で香りも強いです。栽培過程でホップ全体に日光が当たりやすくするための「蔓下げ(つるさげ)」の必要がなく、生産者への負担も少ないことから、これからの主力品種として期待が高まっています。

日本産ホップを使用したビール

トピックス

遠野産ホップとまちづくり

ホップ栽培50年以上の歴史をもつ岩手県遠野市とキリンは、「ホップの里からビールの里へ」を合言葉に、
ホップの価値を最大限に生かした地域活性化に取り組んでいます。

横手産ホップとまちづくり

秋田県横手市とキリンは、地域宝であるホップを未来に繋げていくために、持続可能なホップ生産地確立と、
ホップを通じた地域活性化に取り組んでいます。

キリングループが社会的価値を創造・共有する取り組みをご紹介しています

JHOP JOURNAL

日本産ホップを守るため、ホップの生産量を維持する活動を、生産者の方と協力しながら行ってきました。