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KIRIN News Release

2007年11月5日

キリンビール株式会社
キリンビバレッジ株式会社

キリンビールの全11工場に、キリンビバレッジ社の「AED搭載型自動販売機」を設置
〜全国で100万人が来場する工場の見学ゾーンにAEDを導入!〜

 キリンビール株式会社(社長 三宅占二)では、全国11カ所にある全ビール工場に、キリンビバレッジ株式会社(社長 齋藤信二)のAED(自動体外式除細動器)搭載型自動販売機を11月末までに設置します。来場者の多い工場の見学ゾーンにAEDを導入することで、お客様の万一の事態に備えます。あわせて全工場では、AEDを使用するための講習会※1を受講し、救命について理解を高め、迅速な対応ができる体制を整えます。
  • ※1 一般市民がAEDを使用するにあたり、AED講習を受講する義務はありません。
 AEDとは、何らかの原因で突然心肺停止した人の心電図を解析し、必要に応じて電気ショックを与え、蘇生させる装置です。突然死の死因の多くは「心室細動」という病気からくる心臓疾患で、AEDは心室細動を正常に戻す唯一の方法である心臓への電気ショックを与える装置です。
 日本では、心停止者の救命には迅速な処置が必要であるという観点より、2004年7月から一般市民でもAEDを使用できるようになり、公共施設や交通機関を中心に、AEDの設置が広がりつつあります。
 また、AEDを設置するにあたり、キリンビバレッジ社が社会貢献の一環として保有しているAED搭載型自動販売機を採用しました。生活に身近な清涼飲料の自動販売機をお客様の集まる場所に設置することで、AED設置場所の視認性を高め、万一、心肺停止したお客様への早期除細動を行えるよう体制を整えます。
 キリングループは、「おいしさを笑顔に」のグループスローガンを掲げ、いつもお客様の近くで様々な「絆」を育み、「食と健康」のよろこびを提案していきます。
AED搭載型自販機設置概要
(1) 設置時期 11月末まで順次設置
(2) 設置場所 キリンビール社の全11工場の見学ゾーン
(3) 設置自販機 FJ−C2PF36XSP−A(36コラム)
(4) 特徴 自販機上部に「AED自動販売機」、前面・側面に「AEDロゴマーク」を表示
AED本体のフタを開けると自動で電源ON
操作方法は全て音声アナウンスで指示
1日1回本体のセルフテストを自動動作
(5) AED型 AED−9231(日本光電社)
以上
【お問い合わせ先】
キリンビール お客様相談室 フリーダイヤル:0120-111-560
キリンビバレッジ お客様相談室 フリーダイヤル:0120-595-955
【キリンホームページ】
https://www.kirin.co.jp/