チルド飲料事業の小岩井乳業株式会社からの事業譲渡について
2007年10月11日
キリンビバレッジ株式会社（社長：齋藤 信二）は、グループ会社である小岩井乳業株式会社が行っているチルド飲料事業において、小岩井ブランドの乳飲料を除くチルド飲料を、１１月1日より当社に移管し、事業譲渡を受けることで基本合意しました。
チルド飲料事業は、２００５年１月１日より、当社と小岩井乳業社間で機能統合し、小岩井乳業社が主体となって事業を推進してきました。この統合により、両社の強みを活かし、生産・販売・物流の各機能において事業基盤の強化を図るなどの成果を得ています。
一方、昨今の飲料業界におけるチルド飲料は、市場が急速に拡大し、お客様ニーズの多様化やチルドとドライのボーダーレス化も進んでいます。
こうした競争環境、経営環境の変化のなかで、チルドとドライを合わせた戦略を当社でトータルに推進し、これまでの基盤を生かしつつも、チルド飲料事業をさらに進化させていくため、今回の事業譲渡を行います。
現在、小岩井乳業社で展開している小岩井ブランドの乳飲料を除くチルド飲料事業を当社に移管し、当社が事業主体として、新商品開発やマーケティングを行います。ドライ・チルドを合わせた商品ポートフォリオの観点から、商品開発力の強化に資産を投入することで、トータルでのマーケティング競争力を強化します。製造・販売に関しては小岩井乳業社に委託し、連携体制の効率化と一層の強化を図ります。
これにより、当社のグループ資産を集約・統合した強固なチルド事業基盤を構築し、成長カテゴリーであり高付加価値型のチルド飲料事業をキリンビバレッジグループの主要事業のひとつと位置づけ、さらなるステージアップを図っていきます。
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