そして2009年10月、ボルドー第二大学醸造学部とフランスの国立農業研究所「INRA」が一体になり誕生したブドウ及びワインの総合研究機関「Faculte d’ Oenolgy -institute des science de la Vigne et du Vin」(以下ISVV)と「甲州アロマプロジェクト」のための共同研究契約を締結し、「甲州アロマプロジェクト」は第二ステージに入りました。 本年2月には、故富永博士とともに研究にご協力いただいていた、セシル・ティボン博士が来日。4月にはISVVのジェネラル・ディレクターであるドゥニ・デュブルデュー教授が来日し、甲州の栽培地視察、技術ミーティングなどを通じて、「甲州ワインの香り」の研究を中心に、甲州ブドウ及び、甲州ワイン全般の品質向上を目指して、さらに共同研究を進めていきます。