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KIRIN News Release


<ご参考>2011年上半期の販売実績で前年比111%
「キリン 午後の紅茶」25年間の累計販売数量で7億2,000万ケースを突破

2011年7月13日

 キリンビバレッジ株式会社(社長 前田仁)では、今年7月14日で発売25周年を迎える紅茶飲料のNo.1ブランド(※)「キリン 午後の紅茶」が、25年間(1986年7月〜2011年6月)の累計販売数量で7億2,000万ケースを突破しました。
 25年前に、「手軽に本格的なアイスティーを楽しむ」という、新しい紅茶飲料の文化を創造した「午後の紅茶」は、これからもお客様にご愛顧いただけるロングセラーブランドとして、さらに進化していきます。

<トピックス>
1.25年前、日本初の技術でペットボトル入り紅茶飲料の開発に成功
2.日本だけでなく、海外でも愛される「午後の紅茶」
3.2010年、過去最高の販売実績を記録・「午後の紅茶 エスプレッソティー」ヒット
4.2011年、上半期の販売実績で前年比111%・さらに進化を遂げる「午後の紅茶」
 
1.25年前、日本初の技術でペットボトル入り紅茶飲料の開発に成功
<開発の背景>
 1986年7月、缶入り紅茶しか存在しなかった紅茶飲料市場に、日本初のペットボトル入り紅茶飲料「午後の紅茶」が発売されました。当時、烏龍茶飲料が大きな注目を集める中、「同じ茶飲料でも新しい提案ができないか」と考え、「グラスに注ぐだけで、リーフティーの本格的な紅茶が味わえないだろうか」という開発者のアイディアが、日本で初めてのペットボトル入りストレートティーの開発のきっかけとなりました。
<新技術の開発に成功>
 リーフティーの本格的な紅茶が味わえるペットボトル入りの紅茶飲料をつくるには、大きな課題がありました。それは、ペットボトルは中身が透けて見えるため、“液色が濁らず、透明な紅茶をつくる”ことでした。紅茶は、「冷やせば白く濁る」という特性を持っており、リーフから淹れる「午後の紅茶」で、この特性を打破するのは至難の業でした。開発チームはみな頭を抱えましたが、茶葉の選定、抽出の工夫など、試行錯誤を繰り返した結果、ついに液色を透明にする新技術の開発に成功しました。それが、「クリアアイスティー製法」です。当時、日本初のこの技術は業界では画期的な発明でした。「午後の紅茶」の透明感ある鮮やかな色合いは、試行錯誤の末に生まれた開発技術の結晶なのです。
<ネーミングの由来>
 日本にも紅茶文化を根付かせたい。そんな思いからネーミングは、1日に何回もある英国のティータイムの中で、最も社交的で優雅なお茶会と言われる「アフタヌーンティー」をそのまま日本語にして、「午後の紅茶」となりました。そのためラベルには、アフタヌーンティーの創始者といわれるベッドフォード公爵夫人アンナ・マリアのイラストが描かれました。
 
2.日本だけでなく、海外でも愛される「午後の紅茶」
 2001年の中国上海での発売・ヒットを機に、2004年には北京・広州、さらに2009年にはタイへと、「午後の紅茶」の販売を順次拡大してきました。
 中国の「午後の紅茶」は、今年で発売10周年を迎えました。アフタヌーンティーのおいしさを提案する本格的な紅茶飲料として、ラインアップも拡充し、若年層を中心に大変ご好評をいただいています。
 タイでは、「午後の紅茶 Tea Break」という商品名で発売しており、英国紅茶の上質なイメージと、その華やかな香りを楽しむ、“English Tea”としてご好評をいただいています。
 
3.2010年、過去最高の販売実績を記録・「午後の紅茶 エスプレッソティー」ヒット
 2010年の「午後の紅茶」は、「紅茶のおいしさ、ひろげよう。」というテーマのもと、新しい紅茶の楽しみ方を提案する新商品の発売や定番3アイテムのリニューアル、「紅茶が食卓を贅沢な時間にする」という食シーンの提案など、日常生活における紅茶の新たな飲用シーンを提案する活動を展開しました。その結果、「午後の紅茶」ブランドの2010年販売実績が4,410万ケースとなり、1986年の発売以来、過去最高を記録しました。
 また、2010年2月に発売した「午後の紅茶 エスプレッソティー」シリーズは、エスプレッソ抽出ならではの紅茶葉の良質な苦味と凝縮された濃厚な味わいで、「仕事の合間の休憩時」に紅茶の飲用シーンを拡大しており、上質で洗練されたひとときを楽しめる、スタイリッシュでスマートな飲料として大変ご好評をいただいています。2010年の販売実績は、当初目標の4倍を越える417万ケース(1億2,510万本)となりました。
 
4.2011年、上半期の販売実績で前年比111%・さらに進化を遂げる「午後の紅茶」
 今年の「午後の紅茶」は、昨年に引き続き、「午後の紅茶 エスプレッソティー」シリーズのラインアップ強化や、シーンを選ばずいつでも楽しめる無糖紅茶「午後の紅茶 おいしい無糖」の新発売など、日常生活における紅茶の新たな飲用シーンを提案する活動を展開しています。
 「午後の紅茶 エスプレッソティー」シリーズは、4月に「ブラック 無糖」、6月に「アイスラテ」を新発売することで、認知向上と新規ユーザーの獲得に成功し、2010年2月から2011年6月までの累計販売数量で700万ケース(2億1,000万本)を突破しました。
 また、東日本大震災復興支援として、お客様の笑顔をひろげる活動「紅茶で笑顔を。」プロジェクトや、紅茶の最高の褒め言葉といわれる「パンジェンシー」に着目し、紅茶のおいしさを追求していく「パンジェンシー」プロジェクトの展開など、紅茶飲料のNo.1ブランドとして、様々な取り組みを続けています。
 その結果、「午後の紅茶」ブランドの2011年上半期の販売実績は前年比111%と好調に推移しており、今年も販売実績の更新に向けて、さらに進化し続けていきます。
 
 「午後の紅茶」は、発売25周年となる今年も、日常生活における紅茶の新たな飲用シーンを続々とご提案することで、紅茶飲料市場をさらに活性化していきます。
 
 キリングループは「おいしさを笑顔に」をグループスローガンに掲げ、いつもお客様の近くで様々な「絆」を育み、「食と健康」のよろこびを提案していきます。
 
※ 株式会社食品マーケティング研究所調べ(2010年実績)


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