メルシャン株式会社(本社:東京、社長:鈴木 徹)は、日本固有ブドウ品種「甲州」から造る「甲州ワイン」の新ヴィンテージ『シャトー・メルシャン 甲州きいろ香 2011』を4月11日(水)より、『同 甲州グリ・ド・グリ 2011』及び『同 勝沼甲州 2011』を5月30日(水)より全国で発売します。
●日本固有のブドウ品種「甲州」と2011年の生育状況について 「甲州」は日本で1000年以上前から栽培されていると言われ、山梨県を中心に栽培されている日本固有の欧州系ブドウ品種です。また果皮の色が淡い赤紫色で美しいことでも知られています。近年、様々な味わいや香りを持つ多様な甲州ワインが誕生し、世界中のワイン愛好家からも注目を集め始めています。
2011年は酷暑に見舞われましたが、夜は気温が下がり、しっかりとした酸味を持ったブドウを収穫することが出来ました。
●『シャトー・メルシャン 甲州きいろ香 2011』
(産地:山梨県 容量・生産本数:750ml・約18,000本)
「甲州」の香りのポテンシャルを、ワインの香りに関する研究の世界的権威であるフランスの「ボルドー大学デュブルデュー研究室」(現在は「ISVV※1」に継承)との共同研究により引き出すことに成功し、2005年に新発売しました。甲州ワインの中で新しいスタイルを確立したワインです。 2011年ヴィンテージは、グレープフルーツやパッションフルーツを連想させる柑橘香に加え、柚子やカボスのような心地よい和柑橘の香りとクリーンでさわやかな酸を感じる味わいが特長です。
●『シャトー・メルシャン 甲州グリ・ド・グリ 2011』
(産地:山梨県 容量・生産本数:750ml・約5,000本)
「甲州ブドウの淡く灰色(仏語で「Gris(グリ)」)がかった赤紫色の果皮に含まれる旨みも引き出したい」というコンセプトから、赤ワインの醸造に用いられる果皮を果汁に浸漬する工程を取り入れるなどして造った複数の原酒をバランスよくブレンドしました。
2011年ヴィンテージは、エレガントな口当たりとしっかりとしたボディのあるリッチな味わいが特長です。
●『シャトー・メルシャン 勝沼甲州 2011』
(産地:山梨県甲州市勝沼地区 容量・生産本数:750ml・約19,800本、 360ml・約4,800本)
山梨県甲州市勝沼地区産のしっかりとした味わいを持つブドウの特長を生かすため、澱とともにワインを育成する「シュール・リー製法」を用い、芳醇で厚みのある味わいのワインに仕上げました。
2011年ヴィンテージは、和柑橘のさわやかな香りも兼ね備えたバランスの良さが特長です。
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メルシャンは、ワイン事業理念である「確かな味わい、ひとつ上の時間。」のもと、一人でも多くのお客様に“ワインのある豊かで潤いのある生活”を楽しんでいただけるよう、様々な提案を続けていきます。
【発売の概要】
◆商品名・容量・発売日・荷姿
『シャトー・メルシャン 甲州きいろ香 2011』 |
750ml |
4月11日(水) |
1ケース×6本入 |
『同 甲州グリ・ド・グリ 2011』 |
750ml |
5月30日(水) |
1ケース×6本入 |
『同 勝沼甲州 2011』 |
750ml・360ml |
5月30日(水) |
1ケース×12本入 |
◆規格 |
果実酒 |
◆発売地域 |
全国 |
◆商品サイト |
www.chateaumercian.com |
※オープン価格につき、希望小売価格は設定していません。 |
※1 ISVV(Faculte d’ Oenolgy -institute des science de la Vigne et du Vin)
2009年10月、ボルドー第二大学醸造学部とフランスの国立農業研究所「INRA」が一体になり誕生したブドウ及びワインの総合研究機関。
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