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KIRIN News Release


日本初!メカニカルリサイクルペット原料と植物由来ペット原料を組み合わせた
環境配慮型ペットボトルを導入
〜2012年夏以降、「生茶」ブランドなどの一部から採用〜

2012年1月5日

 キリンビバレッジ株式会社(社長 前田仁)は、ペットボトルをリサイクルして新たなペットボトルに再生する仕組みを導入し、メカニカルリサイクルシステム(※1)で生産したペット原料(以下、メカニカルリサイクルペット原料)と植物由来ペット原料を日本で初めて(※2)組み合わせたペットボトルを、2012年夏以降、「生茶」ブランドなどの一部から採用します。

 当社は、事業活動に伴って発生する様々な環境負荷を低減することを重要な経営課題とし、これまでもペットボトルの軽量化などに積極的に取り組んできました。2010年には、省資源でつぶしやすい環境配慮型容器「ペコロジーボトル」をさらに軽量化し、持ちやすく注ぎやすく進化させたNew「ペコロジーボトル」を「生茶」ブランドや「アルカリイオンの水」などの2Lペットボトルに採用しました。また、ペットボトルの原料についても、2010年から一部の商品で、植物由来ペット原料の使用を開始しました。
 今回、ペットボトルをリサイクルして新たなペットボトルにリサイクルする仕組みのひとつであるメカニカルリサイクルシステムの導入を決め、メカニカルリサイクルペット原料と植物由来ペット原料を日本で初めて組み合わせたペットボトルを2012年夏以降に採用し、これまで以上に環境負荷低減に取り組んでいきます。

 メカニカルリサイクルペット原料と植物由来ペット原料を組み合わせたペットボトルは、環境配慮型容器New「ペコロジーボトル」を採用している「生茶」ブランドなどの一部から導入します。導入当初は、メカニカルリサイクルペット原料10%、植物由来ペット原料最大27%(※3)からスタートし、これにより石油由来ペット原料を約37%、CO2を約27%削減することが出来ます。メカニカルリサイクルペット原料については、今後徐々に比率を高めていきます。


■これまでの環境配慮型容器「ペコロジーボトル」の取り組み
 2003年6月に「キリン アルカリイオンの水」2Lペットボトルに、使用時の強度は損なわずに、重量を従来使用していたボトルの約2/3の42gまで軽量化した「ペコロジーボトル」を初めて導入しました。飲用後には「ペコッとラクにつぶせる」ことから空容器を分別排出する際のお客様の負担を軽減し、リサイクル促進にもつながっています。その後、「生茶」や「アミノサプリ」等にも広げ、2008年4月からは、1.5Lペットボトルの一部にも導入を拡大しています。また、2010年には、さらなる環境負荷低減をめざし、それまでの「ペコロジーボトル」をさらに軽量化し、さらに持ちやすく注ぎやすいユニバーサルデザインを実現したNew「ペコロジーボトル」へと進化させました。35gまたは38gの大型容器として、現在はすべての家庭用2Lペットボトル商品にNew「ペコロジーボトル」を導入しています。植物由来ペット原料は、2010年から「生茶」ブランド2Lペットボトルの一部に使用しています。

 キリングループは「おいしさを笑顔に」をグループスローガンに掲げ、いつもお客様の近くで様々な「絆」を育み、「食と健康」のよろこびを提案していきます。

※1 マテリアルリサイクル(使用済み製品などを再生利用すること)された再生ペット原料を、さらに熱・真空・清浄ガスで洗浄することで不純物を除去する方法。
※2 2012年1月5日現在
※3 植物由来ペット原料は、製造開始時および終了時に含有量が変動するため、最小4.5%から最大27%となります。


【お問い合わせ先】
キリンビバレッジ お客様相談室 フリーダイヤル:0120-595-955
【キリンホームページ】
https://www.kirin.co.jp/