[食領域]
<参考資料>キリングループの電力削減に向けた節電の取り組みについて
- その他
2014年5月23日
キリン株式会社
キリングループは、国内綜合飲料事業における今夏の節電対応として、昨夏に引き続き各事業所でさまざまな取り組みを実施します。夏の最盛期の供給体制を万全にするとともに、受電量を削減することで電力不足の解消に貢献していきます。
- 工場での取り組み
(1)キリングループの工場全体※で2010年比25%以上のピーク電力削減を目指す
・キリンビール社9工場全体で2010年比30%以上のピーク電力削減を目指す。
・自家用発電設備を有する工場では、当該設備を最大限に活用し、購入電力の削減を推進。保有しない工場においても、節電の取り組みを強化。
・キリンビール横浜工場の自家発電設備をフル稼働させ、特定電気事業者に最大1万KW規模の電力供給を行うことで電力不足の解消に貢献。
・ピーク時間帯における設備の部分的な停止や、ピーク時間帯を避けた冷凍設備、用排水処理設備の運転時間調整、休日や夜間への製造シフトなどの操業上の工夫により使用電力を平準化。
(2)電力需給が特に厳しいとされる中部・西日本エリアに位置する7工場合計で2010年比30%以上のピーク電力削減を目指す
※対象工場
キリンビール社 北海道千歳、仙台、取手、横浜、名古屋、滋賀、神戸、岡山、福岡
キリンビバレッジ社 湘南、滋賀
メルシャン社 藤沢、八代
横浜工場自家発電設備
- 缶・ペットボトル自動販売機の取り組み
・消費電力を約65%削減する最新タイプの「ヒートポンプ式自動販売機」を導入
キリンビバレッジ社では、2007年に採用した「ヒートポンプ式自動販売機」よりも消費電力をさらに約65%削減する、最新タイプの「ヒートポンプ式自動販売機」を導入。2014年に採用した「ヒートポンプ式自動販売機」は、断熱材を強化するほか、インバーター制御により最適効率の回転数に調整するコンプレッサーを搭載することで、保冷・保温効果を高めることが可能。
・2014年新規採用全台に「LED照明」を採用
従来の蛍光灯に比べて電力消費を最大約70%削減できる「LED照明」を、2013年には自動販売機の環境負荷低減をさらに進めるため、缶・ペットボトル自動販売機の新規投入機全てに搭載。2014年も同様に、新規投入機全てに搭載。
最新タイプのヒートポンプ式自動販売機
- オフィスの取り組み
・キリン社、キリンビール社、キリンビバレッジ社、メルシャン社などキリングループ各社が中野本社へ移転したことにより、2013年夏季の電力使用量を移転前と比べ30%以上削減。2014年も継続してクールビズの推進や照明・空調等の節電を実施し、2013年と同水準を目指す。
・移転した中野セントラルパークサウスは、高効率照明や自動調光システム、太陽光発電などを採用した環境配慮型のビル。