[食領域]
<参考資料>日本国内ワイン市場活況、1998年以来の「第7次ワインブーム」へ
消費数量は過去最高の32万KLに到達、新世界ワインと日本ワインが好調をけん引
- その他
2014年9月3日
メルシャン株式会社
- 消費数量は過去最高、第7次ワインブームへ
- 国税庁調べの最新データによると、直近の日本国内のワイン消費数量は、赤ワインの爆発的人気により大きな消費を生んだ1998年のワインブーム時の数量を超え、過去最高となりました※1。ワインの健康機能性に注目が集まった1998年時と異なり、近年のワイン市場の活況は、家庭や飲食店での日常的なワイン飲用文化の浸透によるものと見られます。2013年の年間課税数量が前年比+3%と伸長していることから、消費の拡大トレンドも今後継続していくと予測出来ます。
- ※1 国税庁発表の2012年4月-2013年3月の1年間の消費数量実績。課税数量とは異なる。
- 国税庁調べの最新データによると、直近の日本国内のワイン消費数量は、赤ワインの爆発的人気により大きな消費を生んだ1998年のワインブーム時の数量を超え、過去最高となりました※1。ワインの健康機能性に注目が集まった1998年時と異なり、近年のワイン市場の活況は、家庭や飲食店での日常的なワイン飲用文化の浸透によるものと見られます。2013年の年間課税数量が前年比+3%と伸長していることから、消費の拡大トレンドも今後継続していくと予測出来ます。
- 輸入上位国の順位が変動、日本産ブドウ100%の日本ワインも人気
- 拡大する市場の中で特に伸長しているのが新世界ワインです。新世界の代表国であるチリは、2013年には国別実績で伝統国のイタリアを超え、対日輸出量で初めて2位となりました※2。
また、国産ワインでは、日本産ブドウ100%で造る「日本ワイン」が認知度を高めています。日本固有のブドウ品種「甲州」や「マスカット・ベーリーA」がO.I.V.(国際ブドウ・ワイン機構)にも醸造用品種として認められるなど、「日本ワイン」の価値に世界中から注目が集まっています。- ※2 財務省関税局調べによる「ぶどう酒(2L未満)」の数量推移より。
- 拡大する市場の中で特に伸長しているのが新世界ワインです。新世界の代表国であるチリは、2013年には国別実績で伝統国のイタリアを超え、対日輸出量で初めて2位となりました※2。
- 当社概況
- 2014年1-7月の累計実績で、数量前年比+6%と好調に推移しています。商品別に見ると、国産ワインでは手軽な「ワインのためのペットボトル」を導入した「おいしい酸化防止剤無添加ワイン」が+33%、市場トレンドと同様に伸長しているチリワインは「フロンテラ」が前年比+11%と好調です。また、フラッグシップブランド「シャトー・メルシャン」も前年比+7%と、日本ワインに対する注目の高まりも実績として表れています。
- ※ 国税庁発表資料による(年度は4~3月)。国産・輸入別構成比はメルシャン推定。人口一人当り量は住民基本台帳により算出。
メルシャン株式会社は、ワイン事業スローガン「ワインのおいしい未来をつくる。」のもと、ワインのある豊かな時間を通じて、人と人とのつながりを楽しんでいただけるよう、様々な提案を続けていきます。
参考URL:「日本のワイン市場」