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[食領域]

「復興応援 キリン絆プロジェクト」、
福島県南相馬市「JAそうま 天のつぶブランド協議会」に支援金を助成

~“生産から食卓までの支援”をテーマに、「そうま天のつぶブランド育成プロジェクト」を応援~

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2015年11月17日

キリン株式会社

キリン株式会社(社長 磯崎功典)は、福島県南相馬市「JAそうま 天のつぶブランド協議会」(会長 濱田賢次)が取り組む、「そうま天のつぶブランド育成プロジェクト~そうまが極める、つぶの力~」への支援金として、総額800万円を公益社団法人 日本フィランソロピー協会(理事長 髙橋陽子)の協力のもと11月17日(火)に助成します。

東日本大震災から4年8カ月が経過し、JAそうま管内では、震災・原発事故以降、風評被害も加わり、今なお厳しい環境下での農業を続けています。そのような中、JAそうまでは、福島県やJA全農と協力し、県オリジナル米「天のつぶ」の生産振興・販売拡大を計画し、多くの施策を講じてきました。今後は、さらに「『そうまの』天のつぶ」として、そのブランドコンセプトに基づき、味の魅力や風土、地域の食材との組み合わせなど“そうまならでは”のおいしさを発信していくために「JAそうま 天のつぶブランド協議会」を設立し、「そうま天のつぶブランド育成プロジェクト~そうまが極める、つぶの力~」として、「天のつぶ」のブランド育成をけん引する活動を行います。今回の助成金は、本プロジェクトでの「天のつぶ」のブランド育成・新たな加工品づくり・PR活動などに活用され、そうま地域のイメージ向上を図るとともに、福島県やJA全農と協力し、県オリジナル米「天のつぶ」の一層の生産振興・販売拡大を図っていきます。

キリングループは、2011年に東日本大震災の復興支援活動として「復興応援 キリン絆プロジェクト」を立ち上げ、「絆を育む」をテーマに「地域食文化・食産業の復興支援」「子どもの笑顔づくり支援」「心と体の元気サポート」の3つの幹でグループ各社が一体となり展開しています。今回の助成は、3つの幹の一つである「地域食文化・食産業の復興支援」として、地域の農業支援として実施するものです。
当プロジェクトでは、復興支援として2014年までの3年間で約60億円を拠出してきました。当初、活動期間は3年間の予定でしたが、復興の現状を踏まえ、未来につながる絆を育むことを目指し2015年以降も引き続き、食に携わる企業として“生産から食卓までの支援”をテーマとした農業や水産業に対する地域のニーズに合った支援活動を行います。

「復興応援 キリン絆プロジェクト」は、農業への復興支援第1ステージとして、震災後から2012年まで、東日本大震災により被害を受けた岩手県、宮城県、福島県の農家に対して、JAグループと連携し、稼動していない中古農業機械のリユースを行うなど、営農再開を支援してきました。農業機械支援金額は、5億2,100万円となり、農業機械386台が購入されました。福島県においては、1億5,300万円(農業機械61台分)の助成を行いました。
2013年からは、復興支援第2ステージとして、“生産から食卓までの支援”というテーマのもと、生産支援だけでなく、農産物のブランド育成支援、6次産業化に向けた販路拡大支援、将来にわたる担い手・リーダー育成支援などを展開し、今回の助成を含め、総額9億円の助成を行う予定です。
なお、福島県では、2014年までに農業復興支援第2ステージとして、総額2億1,073万5,000円の助成を行ってきましたが、2015年度は今回の助成も含めて、約1億円の追加助成を行う予定です。

被災地の一日も早い復興を心より祈念するとともに、キリングループとして、引き続き被災地の皆様の支援に尽力していきます。

キリングループは、あたらしい飲料文化をお客様と共に創り、人と社会に、もっと元気と潤いをひろげていきます。

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