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[食領域]

「キリンビール大学」レポート“夏の風物詩”「ビアガーデン」に関する調査について

~1人あたりの平均予算は4年連続で増加~
~20代は、「クラフトビール」や「フルーツビール」などを好む傾向~

  • その他

2018年4月25日

キリン株式会社

キリンビール株式会社(社長 布施孝之)では、インターネット上の仮想大学「キリンビール大学」を運営しています。これは、ビールの楽しさ・奥深さをお客様にお伝えすべく2001年7月に開講したもので、おいしいビールの飲み方から、ビールに関する興味深いうんちくまで、さまざまな学部・施設があり、24時間365日通学できます。

今回は、全国の20歳以上の男女を対象に、「ビアガーデン」に関するインターネット調査を実施し、21,218名の有効回答をいただきました。

キリングループは、あたらしい飲料文化をお客様と共に創り、人と社会に、もっと元気と潤いをひろげていきます。

トピックス

  • 今年の夏、ビアガーデンに行くと答えた人は91.5%と6年連続で9割を超えた。引き続き夏の風物詩として人気が高い。
  • 1人あたりの平均予算は4,110円(+5円)と、4年連続で増加し、3年連続の4,000円超えとなった。年代別では、20代(4,337円)が最も高い。
  • 2人に1人(48.9%)が2回以上「ビアガーデンに行きたい」意向を示した。
  • 行ってみたいと思うビアガーデンは、トップの「お酒に合うフードメニューが充実している」(69.3%)に次いで「そこでしか飲めないビールがある」(54.2%)が高い。また、「クラフトビールが充実している」は、3年連続で前年を上回る(30.6%⇒32.5%⇒34.6%)など支持を拡大している。特に20代における支持が高い(44.2%)。
  • ビアガーデンで飲みたいものは定番の「ビール」が9割以上(95.4%)とトップ。
  • 今年ビアガーデンで食べたいメニューは「枝豆やから揚げなど、定番居酒屋料理」(61.1%)がトップ。
    「焼肉やジンギスカン」はスコアを伸ばして第2位に。(2017年:43.8%⇒2018年:45.2%)。特に20代で支持を伸ばしている(2017年:48.6%⇒2018年:55.8%)
  • 4月のビール定義拡大に伴い“ビアガーデンで飲んでみたいビール”を聞いたところ、「スタンダードな生ビール」(59.5%)が1位だったが、「果実を使ったフルーツビール」(56.5%)も支持が高かった。20代を中心に、個性的なビールも楽しみたいという期待が高まっていることがうかがえる。

調査概要

  1. 対象:全国20歳以上の男女 有効回答数21,218名
  2. 調査方法:インターネット調査
  3. 調査期間:2018年4月9日(月)~4月15日(日)
  • 「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(平成29年1月1日現在)」によるウエイトバックを実施
  • 四捨五入のため、合計値が必ずしも一致しない場合があります
  • 2012年までは「キリン食生活文化研究所」にて集計。2013年より「キリンビール大学」にて集計

調査結果

(1)「あなたは今年の夏、“ビアガーデン”に行きますか?」(単一回答)

  • 「必ず行くつもり」、「機会があれば行きたいと思う」、「誘われたら行くと思う」と答えた割合は、合わせて91.5%(赤囲い部分)。6年連続で90%を超えた。

(2)「今年何回くらいビアガーデンに行くと思いますか?」(単一回答)

  • 行く回数は「2回」が27.4%と最も多く、次いで「1回」(20.6%)、「3回」(14.9%)の順。
    合わせると2人に1人(48.9%)が「2回以上行きたい」意向を示した。

(3)「ビアガーデンでの1人あたりの予算はいくらですか?(料理を含む1回あたり総額)」(自由回答)

  • 4年連続で増加。3年連続の4,000円超えとなった。
  • 4年連続で20代(4,337円)が最も高かった。

(4)「ビアガーデンに行きたくなるのはどんな時ですか?」(複数回答)

  • 「おいしい生ビールが飲みたい時」(62.3%)、「開放感を味わいたい時」(50.5%)、「わいわいコミュニケーションをとりたい時」(41.6%)がトップ3だった。
  • 年代別では、「おいしいものが食べたい時」「ビアガーデンの広告を見たとき」は20代が最も高く、「開放感を味わいたいとき」は30代が最も高く、「30℃を超える真夏日」は60代が最も高かった。

(5)「気温が何度以上になったら、ビアガーデンに行きたいと思いますか?」(単一回答)

  • 「28℃」と答えた人が32.3%と最も高い。「30℃」「31℃以上」を合わせると3割以上(32.0%)が真夏日(30℃以上)になったら「ビアガーデンに行きたい」意向を示している。

(6)「ビアガーデンで飲みたいものは何ですか?」(複数回答)

  • 定番の「ビール」(95.4%)がトップ。

(7)「行ってみたいなと思うビアガーデンはどんなビアガーデンですか?」(複数回答)

  • 「お酒に合うフードメニューが充実している」(69.3%)が1位。2位は「そこでしか飲めないビールがある」(54.2%)となった。
  • 「クラフトビールが充実している」は3年連続で前年を上回る(2016年:30.6%⇒2017年:32.5%⇒2018年:34.6%)など支持を拡大。特に20代での支持が高い(44.2%)。

(8)「今年ビアガーデンで食べたいメニューは何ですか?」(複数回答)

  • 「枝豆やから揚げなど、定番居酒屋料理」(61.1%)が1位。
  • 「焼肉やジンギスカン」はスコアを伸ばして第3位に。(2017年:43.8%⇒2018年:45.2%)。
    特に20代で支持を伸ばしている(2017年:48.6%⇒2018年:55.8%)
    ※「焼き肉やジンギスカン」を第3位に訂正いたしました。

(9)「夏の暑さを乗り切るために実施したいことは何ですか?」(複数回答)

  • 夏の暑さを乗り切るために、「ビールを飲む」(69.6%)が1位。

(10)4月にビールの定義が変わり、さまざまな副原料を使ったビールが販売可能になります。 ビアガーデンにあったら飲んでみたいビールはどれですか?(複数回答)

  • 1位は「やっぱり、スタンダードな生ビール」(59.5%)。特に40代以上に高い支持を受けている。
  • 「果実を使ったフルーツビール」(56.5%)は僅差で2位。ただし20代、30代はスタンダードな生ビールよりも、フルーツビールを好む傾向が見える。
  • 20代は、定義拡大で新たに生まれるビールに対して、どの項目においても比較的高い支持が見られる。ビールにも「自分好み」「こだわり」が高いことが分かる。

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