平成30年度「なでしこ銘柄」に2年連続選定

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2019年03月22日

キリンホールディングス株式会社(社長 磯崎功典)は、女性活躍推進が優れた企業として、経済産業省・東京証券取引所が共同で選定する「なでしこ銘柄」に2年連続で選定されました。
当社は「なりキリンママ・パパ※1」を全社的に実施し、その経験やノウハウを社会に提供して広げていることや、時間に制約がある働き方の体験により労働生産性を高め、経営陣のコミットの下で会社の組織風土の変革に成果を上げている点や情報開示について、昨年に引き続き評価されました。

  1. 2016年の「新世代エイジョカレッジ」※2において大賞を受賞した、キリングループの女性社員の提言を受けた施策。5名の女性社員が、ママになりきり、時間制約や子どもの発熱などの突発事態への対応を要する働き方を徹底したうえで、労働生産性を向上させる実証実験を実施。女性が実際にライフイベントを迎えても、働き続ける自信を持てる事を示しただけでなく、高い成果を出しながら働き続けるために必要な、周囲のマネジメント向上策や、組織カルチャー変革のきっかけにもつながった。2018年2月~6月にはキリン株式会社、キリンビール株式会社、キリンビバレッジ株式会社、メルシャン株式会社の営業部門やコーポレート部門の12部門、約100名を対象に「なりキリンママ・パパ」を先行実施。今年2月からは生産部門や研究開発部門を加えた全国の全部門を対象に、部門長や場所長のリーダーシップの元で実施していく。
  2. 「営業で女性がさらに活躍するための提言」に向けた異業種合同プロジェクト。2014年に(株)リクルートホールディングス、サントリーホールディングス(株)、日本アイ・ビー・エム(株)、KDDI(株)、(株)三井住友銀行、日産自動車(株)、キリン(株)の7社とコンサルティング会社の(株)チェンジウェーブが創設し、現在までに30社を超える企業が参加。

キリングループは長期経営構想「キリングループ・ビジョン2027」(略称「KV2027」)を策定し「食から医にわたる領域で価値を創造し、世界のCSV※3先進企業になる」ことを目指しています。また、「KV2027」の実現に向け、イノベーションを実現する組織能力の強化の1つに「多様な人材と挑戦する風土」を掲げています。
これまでも、女性活躍推進法に先んじて2013年に策定した「キリングループ女性活躍推進計画(KWN2021:キリン・ウィメンズネットワーク2021)」に基づき、計画的に女性の育成や登用を進めてきました。今後も、出産・育児などのライフイベントを両立しながらキャリア形成できる環境整備や、管理職のマネジメント力向上のための取り組み、自由度を高めて労働生産性やチャレンジできる機会をつくる“働き方改革”などを進め、女性はもちろん全ての社員が強みを発揮できる組織づくりを進めていきます。

  1. Creating Shared Valueの略。お客様や社会と共有できる価値の創造。

「なでしこ銘柄」とは

  • NADESHIKO BRAND 2019

女性活躍推進に優れた上場企業を、「中長期の企業価値向上」を重視する投資家にとって魅力ある銘柄として紹介することを通じて、企業への投資を促進し、各社の取り組みを加速化していくことを狙いとしており、平成24年度より、経済産業省・東京証券取引所の共同で実施しています。一定のスクリーニング基準を通過した企業について、女性活躍推進に関するスコアリング基準に従って評価を行い、業種ごとに上位企業を「なでしこ銘柄」として選定しています。

  • 経済産業省ホームページより

キリングループは、自然と人を見つめるものづくりで、「食と健康」の新たなよろこびを広げ、こころ豊かな社会の実現に貢献します。

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