キリンビバレッジ株式会社(社長 堀口英樹)は、「健康」、「地域社会・コミュニティ」、「環境」を軸に、CSV※1の実践に注力しています。今年2月に策定した「環境」への取り組みの一つである「キリングループ プラスチックポリシー」にのっとり、プラスチック容器包装等に対する適切な取り組みを迅速に進めることで、プラスチックの持続可能な使用および資源の循環を推進しています。
- ※1 Creating Shared Valueの略。お客様や社会と共有できる価値の創造
当社の「キリングループ プラスチックポリシー」に基づいた主な取り組みは下記のとおりです。
- 再生ペット樹脂を100%使用した“R100ペットボトル”を6月中旬より、順次「キリン 生茶デカフェ」に採用
「キリングループ プラスチックポリシー」では、ペットボトルの資源循環を推進するため、2027年までに日本国内におけるリサイクル樹脂使用量の割合を50%に高めることを目指しています。「生茶デカフェ」に再生ペット樹脂を100%使用した“R100ペットボトル”を採用し、パッケージ正面に大きくわかりやすく「R100」の文字を配して訴求することで、目標達成に向けた具体策の第一歩としていきます。
- 「アルカリイオンの水」2Lペットボトルの国内最軽量を4月に更新
「キリングループ プラスチックポリシー」では、ペットボトル原料の持続性向上を目指しており、軽量化を進めています。今年4月には、国内最軽量※2を更新する28.3gの2Lペットボトルの開発に成功しました。当ペットボトルを「アルカリイオンの水」に導入することで、年間約107トン※3のペット樹脂と約375トン※3のCO2削減が可能となりました。
- ※2 2019年3月20日(水)現在
- ※3 2018年販売実績に基づく当社試算
- 「G20 イノベーション展」へ出展
経済産業省、環境省主催にて、6月14日(金)より3日間、水素エネルギー、海洋プラスチックごみ対策、イノベーション等をテーマに日本最先端のエネルギー・環境関連技術の展示が軽井沢プリンスショッピングプラザ、駐車場の一部で行われます。この「G20イノベーション展」にて、「生茶デカフェ」“R100ペットボトル”と「アルカリイオンの水」国内最軽量2Lペットボトルボトルを紹介します。
https://www.g20karuizawa.go.jp/exhibition/outline/
- 「自販機専用空容器リサイクルボックス」に「啓発ステッカー」を貼付
全国清涼飲料連合会の取り組みに賛同し、自販機横などに設置している「自販機専用空容器リサイクルボックス」に、リサイクル目的に空容器だけを集めていることを啓発するステッカーの貼付を行っています。5月中旬より、首都圏エリア、中部圏エリア、近畿圏エリアの一部都道府県にて貼付をすすめています。
- 当社湘南工場、滋賀工場従業員が今年も美化活動に参加
毎年5月30日(ごみゼロの日)に近い日曜日に湘南工場の所在地である神奈川県高座郡寒川町が実施している相模川美化キャンペーンに湘南工場従業員が参加しています。今年は5月26日(日)に実施され、従業員約50名が参加し、また参加された一般の方々に「キリン ラブズ スポーツ」をサンプリングしました。
滋賀工場でも、滋賀県下で一斉に実施される環境美化の日(5月30日)に、多賀町美化活動として工場周辺の清掃活動を実施し、今年は従業員約70名が参加しました。
キリングループは、「酒類メーカーとしての責任」を果たし、「健康」「地域社会・コミュニティ」「環境」という社会課題に取り組むことで、こころ豊かな社会を実現し、お客様の幸せな未来に貢献します。