「ESG ファイナンス・アワード・ジャパン」においてキリングループが環境サステナブル企業部門で「金賞」を受賞
- CSV
2020年02月27日
キリンホールディングス株式会社
キリンホールディングス株式会社(社長 磯崎功典)は、2019年度環境省が創設した、「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」の環境サステナブル企業部門で「金賞」を受賞し、2月26日(水)に表彰式が行われました。
「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」は、ESG金融または環境・社会事業に積極的に取り組み、インパクトを与えた機関投資家、金融機関、仲介業者、企業などについて、その先進的な取り組みなどを表彰し、広く社会で共有しESG金融の普及・拡大につなげることを目的に、環境省が2019年度に創設した表彰制度です。当社は、第1回目の「金賞」受賞企業となります。
キリングループは2012年にCSV※1を経営の根幹に据えることを宣言しました。「酒類メーカーとしての責任」を前提に、「健康」「地域社会・コミュニティ」「環境」の3つの社会課題に事業を通じて重点的に取り組んでいます。
「環境」については、本年2月に「キリングループ環境ビジョン2050」を発表し、「生物資源」「水資源」「容器包装」「気候変動」の4つを重点テーマとして、持続可能な社会を目指した取り組みを加速させていきます。
また、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD※2)提言に、日本の食品会社として初めて賛同を表明し、今後もシナリオ分析など情報開示を積極的に継続していきます。
- Creating Shared Valueの略。お客様や社会と共有できる価値の創造。
- The Task Force on Climate-related Financial Disclosuresの略
環境サステナブル企業部門「金賞」受賞理由
自然資本を起点としたビジネス上、環境にかかる卓越した情報開示の実践は必然であるが、開示姿勢、内容とも極めて高いレベルである。
またCSV経営を起点とした経済的価値と社会的価値の融合という理念が十分に浸透し、取締役会およびグループCSV委員会によるサステナビリティ・ガバナンスも強力である。経営者インタビューを通じてさまざまな取り組みが日々の企業活動のプロセスの中にしっかりと根付いていること、とりわけ環境対応もそれを支えるガバナンス体制と共にしっかり構築されていることが確認された。
TCFDへの取り組みもグローバル企業の中でも先進的になされており、環境分野におけるベストプラクティスを継続実践して頂きたい。
(環境省HPに掲載の受賞理由より引用)
今後もキリングループは、豊かな地球の恵みを将来にわたって享受し引き継ぎたいという思いを、バリューチェーンにかかわるすべての人々と共につないでいくために、さまざまな社会課題に対する取り組みを積極的に進めていきます。
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