Supplier Ethical Data Exchange(Sedex)に加盟する食品・飲料10社とともに、人権デューデリジェンスを推進するワーキングチームを結成

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2022年12月5日

キリンホールディングス株式会社

キリンホールディングス株式会社(社長 磯崎功典、以下キリン)は、原料や資材の調達活動における人権デューデリジェンスを推進するべく、食品・飲料業界10社で発足する「食品&飲料業界のバイヤー会員Sedexワーキングチーム」に12月5日(月)に参画します。サプライチェーンにおける人権課題の推進に向けて、情報共有の取り組みや、サプライヤーの加入促進、2023年1月にはサプライヤー向け合同説明会の開催を計画するなど、本ワーキングチームで協働し、取り組みを促進します。
当社は、サプライチェーンにおける「労働条件を管理・改善する」ためのオンラインプラットフォームを提供する「Sedex」に2022年2月から加入しています。今年、経産省から「責任あるサプライチェーンにおける人権尊重のためのガイドライン」が公表され、今後、日本企業においてもサプライチェーンにおける人権デューデリジェンス推進が予想されることから、この度取り組みを一層強化します。

Sedex

企業がグローバルサプライチェーンにおける労働条件を管理・改善するためのオンラインプラットフォームを提供する、英国を本部に置く非営利団体です。企業や組織が、責任ある持続可能なビジネス慣行を改善し、調達活動ができるよう、世界最大のサプライヤーエシカル情報共有プラットフォームで、「労働」「健康安全」「環境」「ビジネス倫理」の4領域において、世界共通のサプライヤー自己評価アンケートを実施しています。世界180カ国・地域、65,000以上の企業、団体、工場、自営業者等が当サービスを利用しています。

食品・飲料業界のバイヤー会員Sedexワーキングチーム 概要

目的: 食品&飲料業界における人権デューデリジェンスの促進
加盟企業名: 味の素株式会社・アサヒグループホールディングス株式会社・
キッコーマン株式会社・キリンホールディングス株式会社
サッポロホールディングス株式会社・サントリーホールディングス株式会社
株式会社J-オイルミルズ・株式会社ニチレイフーズ・ハウス食品グループ本社株式会社
株式会社ロッテ 以上10社
実施概要: 食品・飲料業界内でのSedexの共通活用推進と標準化の働きかけおよびサプライヤー企業に対するSedex合同説明会の実施等加入促進の働きかけを行います。
(Sedexホームページ)
https://www.sedex.com/ja/japan_food_and_beverage_working_team

キリンの取り組み

当社は、「キリングループ人権方針」※1および「キリングループ持続可能な調達方針」※2に基づき、持続可能なサプライチェーン体制の強化に向けてSedexに加入しました。
※1 https://www.kyowakirin.co.jp/csr/human_resources/human_rights/pdf/group_human_rights.pdfPDF:142KB
※2 https://www.kirinholdings.com/jp/impact/procurement/csr/

キリングループは、2018年に「キリングループ人権方針」を策定し、国内外において、人権を尊重する経営を推進することで、サステナブルな社会の実現に貢献してきました。
また社会的責任を果たすべく、「キリングループ持続可能な調達方針」を2017年9月に制定、2021年4月に改定し、方針の実現に取り組んでいます。独自の自己評価アンケートにより、原料や役務を供給いただく取引先を選定・モニタリングするなど、サステナブル調達を推進してきました。今後は、原料・包材を中心にSedexのプラットフォームの活用を開始し、取引先と共にグローバルサプライチェーンにおけるリスクマネジメントの強化・効率化に取り組んでいきます。

キリングループは、自然と人を見つめるものづくりで、「食と健康」の新たなよろこびを広げ、こころ豊かな社会の実現に貢献します。

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