基本的な考え方

コーポレートガバナンスに関する基本的な考え方

キリングループは、グループ経営理念およびグループ共通の価値観である"One KIRIN" Valuesのもと、長期経営構想キリングループ・ビジョン2027(KV2027)における「2027年目指す姿」を実現することがグループの持続的成長と中長期的な企業価値の向上につながるものと認識し、その実現を効果的、効率的に図ることができるガバナンス体制を構築します。

また、グループ経営理念および経営理念に基づく「2027年目指す姿」を実現するためには各ステークホルダーとの協働が不可欠であることを認識し、それぞれの立場を尊重します。株主・投資家に対しては、透明性、公平性、継続性を基本に迅速な情報開示を行うとともに、株主・投資家との建設的な対話を積極的に行い、誠意をもって説明責任を果たしていきます。

グループ経営理念

キリングループは、自然と人を見つめるものづくりで、「食と健康」の新たなよろこびを広げ、こころ豊かな社会の実現に貢献します

2027年目指す姿

食から医にわたる領域で価値を創造し、世界のCSV先進企業となる

"One KIRIN" Values

熱意、誠意、多様性 "Passion. Integrity. Diversity."

コーポレートガバナンス・ポリシー

キリンホールディングスはコーポレートガバナンス・ポリシーを定めています。

ステークホルダーとの協働

キリングループは、「お客様」「株主・投資家」「従業員」「コミュニティ」「ビジネスパートナー」「地球環境」を、グループ共通のステークホルダーと考えています。2027年目指す姿の達成のためには、これらのステークホルダーとの協働が不可欠であることを認識し、2027年目指す姿の実現に向けて全てのステークホルダーと新しい価値を共創していくことを目指します。

コーポレートガバナンスの変遷

  • コーポレートガバナンスの変遷 図解

政策保有株式に関する方針

  • キリンホールディングスは、中長期的な企業価値の向上に資すると認められる銘柄を除き、政策保有株式を原則保有しないこととします。
  • 個別の政策保有株式の保有合理性については、取引先等との対話・交渉を実施しながら毎年取締役会にて検証を行い、株主共同利益の観点から保有の合理性が認められないと判断した銘柄は売却を進めます。
  • 政策保有株式の議決権行使に当たっては、当該企業の企業価値向上に資するものであるか、また当社グループの持続的成長と中長期的な企業価値の向上に資するものであるかを勘案し、議案ごとに賛否を判断のうえ、適切に議決権を行使します。

現在の状況

2022年においては当社保有の政策保有株式のうち1銘柄の全数売却(売却金額:20億円)を実施しました。その結果、当社保有の政策保有株式の貸借対照表計上額は2022年期末現在で4億円となり、2021年末と比べて約26億円の縮減となりました。

関連規定