2019年―2021年CSVコミットメント一覧

「CSVコミットメント」は、長期経営構想「キリン グループ・ビジョン2027」で策定された「CSVパーパス」の実現に向けた各事業の中長期アクションプランです。「キリングループ2019-2021中期経営計画」の非財務KPIの1つにCSVコミットメントの目標を掲げて、その実行状況をキリンホールディングス取締役会でモニタリングしました。また、年度末においては、キリンホールディングス取締役(社外取締役を除く)の業績評価指標の一つとしてCSVコミットメントの進捗・達成状況を反映し、社外取締役が過半数を占める指名・報酬諮問委員会で審議し、取締役会へ答申しました。

酒類メーカーとしての責任

3 すべての人に健康と福祉を 17 パートナーシップで目標を達成しよう
コミットメント SDGsターゲット 成果指標 成果指標 目標値 (2021年) 最新の実績 (2021年) 2020年 2019年
0.1 適正飲酒啓発と次世代へのお酒の文化継承 3.5
3.6
17.16
17.17
  • 適正飲酒啓発プログラム・飲酒マナー広告などの参加数、閲覧数
  • ノンアルコール・低アルコール販売数量の拡大
  • 1本当たりの純アルコール量のラベル表示構成比

[KB][ME][LN][MBL]

  • 100万人
  • KB 115%(18年比) ME 105%(18年比) LION Mid Strength以下の現行の高い水準を維持する
  • KB 27年100%※1(24年までに表示開始) MBL 20% LION 100%
  • 420.8万人
  • KB 126%(18年比)ME 150%(18年比)LION 高い水準を維持
  • KB 0%MBL 100%LION 100%
  • 195.5万人
  • KB 113%(18年比)ME 170%(18年比)LION 高い水準を維持
  • KB 0%(2024年までに表示開始)MBL 100%LION 100%
  • 100.7万人
  • KB 102%(18年比) ME 144%(18年比)LION 高い水準を維持
  • KB 0% MBL 96% LION 100%

KG:キリングループ、KH:キリンホールディングス、KB:キリンビール、KBC:キリンビバレッジ、ME:メルシャン、KIW:小岩井乳業、KKC:協和キリン、KHB:協和発酵バイオ、LN:ライオン、MBL:ミャンマー・ブルワリー

  • ※1
    対象は、ビール類(ビール・発泡酒・新ジャンル)及びRTDの350ml缶、500ml缶

健康

2 飢餓をゼロに 3 すべての人に健康と福祉を 9 産業と技術革新の基盤をつくろう 17 パートナーシップで目標を達成しよう
コミットメント SDGsターゲット 成果指標 成果指標 目標値 (2021年) 最新の実績(2021年) 2020年 2019年
1.1 健康・未病領域におけるセルフケア支援 3.4
17.16
17.17
  • 低糖・無糖・カロリーオフ等、健康領域に貢献する商品の開発、販売拡大
  • 健康機能のエビデンスのある素材を使用した商品の開発、販売拡大

[KBC][KIW]

KBC
  • 115%(18年比)
  • 115%(18年比)
KIW
① + ② 構成比50%以上
KBC
  • 106.5%(18年比)
  • 135.2%(18年比)
KIW
① + ② 59.7%
KBC
  • 106%(18年比)
  • 112%(18年比)
KIW
① + ② 56.5%
KBC
  • 109%(18年比)
  • 99%(18年比)
KIW
① + ② 52.5%
1.2a 健康・未病領域における新価値創造 9.5
17.16
17.17

キリンの健康機能性素材にアプローチできる(購入できる)国数(人口)

[KH]

5か国(5か国総人口6.5億人) 5か国(5か国総人口12.8億人) 5か国(5か国総人口12.8億人) 2か国(2.2億人)
1.2b健康・未病領域におけるセルフケア支援 9.5
17.16
17.17
  • 使用患者数
  • 健康食品使用人数
① + ② 4,300万人(2027年) ① + ② 2,195万人 ① + ② 1,926万人 ① + ② 2,380万人
1.3 治療領域の進化 3.8
17.16
17.17

新薬の上市

[KKC]

Crysvitaの上市国数 50カ国超

  • KKC2021-2025年中期経営計画目標
35カ国・地域

2019年に策定した以下目標を達成

  • 複数地域上市、3品目以上(2019年に達成)
  • ①の製品ののべ上市国数(2020年に50カ国を超え、継続して伸長)
  • 自社創薬の新薬の複数地域上市3品目を超え達成。
  • ①のべ上市国数は50カ国を上回り進捗
1.4 治療領域の進化 3.8
3.b
17.16
17.17
  • 各国・地域の特許環境に応じて、バイオシミラーの承認取得し販売開始する。
  • 国内でネスプ®のオーソライズドジェネリックの承認取得を行う。

[KKC]

  • 2018年に達成
  • 2018年に達成
2018年に達成済み
1.5 健康経営の実現 3.4
17.16
17.17
  • 健康経営銘柄取得
  • エンゲージメント調査「ワークライフバランス・働き方改革」
  • ストレスチェック「いきいき度」
  • 飲酒習慣スクリーニングテスト(AUDIT)点数

[KH][KB][KBC][ME][KKC]

  • ホワイト500継続
  • 2018年よりも向上
  • 115
  • 10点未満78%以上
  • 2021年ホワイト500取得(継続)
  • 2021年は達成(キリンビール他対象会社はすべて18年より向上)
  • 116
  • 84.6%
  • 2020年ホワイト500取得(継続)
  • 2020年は達成(キリンビール他対象会社はすべて18年より向上)
  • 117
  • 83.1%
  • 2019年ホワイト500取得(継続)
  • 2019年は達成(キリンビール他対象会社はすべて18年より向上)
  • 112
  • 77.1%
1.6 食の安全・安心の確保 2.4
17.16
17.17

GFSI認証スキームの取得割合

[KG]

100%(2024年) 95% 95% 62%

KG:キリングループ、KH:キリンホールディングス、KB:キリンビール、KBC:キリンビバレッジ、ME:メルシャン、KIW:小岩井乳業、KKC:協和キリン、KHB:協和発酵バイオ、LN:ライオン、MBL:ミャンマー・ブルワリー

地域社会・コミュニティ

1 貧困をなくそう 2 飢餓をゼロに 4 質の高い教育をみんなに 8 働きがいも経済成長も 11 住み続けられるまちづくりを 12 つくる責任 つかう責任 15 陸の豊かさも守ろう 17 パートナーシップで目標を達成しよう
コミットメント SDGsターゲット 成果指標 成果指標 目標値 (2021年) 最新の実績(2021年) 2020年 2019年
2.1 コミュニティ活性化への貢献 11.a
17.16
17.17
グループ成果指標を策定中 - - - -
2.2a 原料生産の持続可能性強化 2.3
8.9
17.16
17.17

日本産ホップの調達量

[KB]

100t(2027年) 109t 119t

128t

  • 対策を打たなければ2027年に半減見込み
2.2b 原料生産の持続可能性強化 2.3
8.9
17.16
17.17
  • セラードア(ワイナリー直売所)来場購入顧客数
  • 自社管理畑のブドウ生産量

[ME]

  • 指標①については変更を検討中
  • 200t(2027年)
  • 98t
  • 20,559人
  • 121t
  • 34,178人
  • 152t
2.2c 原料生産の持続可能性強化 1.2
2.3
4.b
4.c
8.9
17.16
17.17
  • 醸造米調達数量の契約栽培比率
  • JICA-KIRINフェローシッププログラムへの当地のニーズにあった人財派遣、JICA主催農業関係セミナーへの協賛、ほかによる人財育成の推進
  • 資材の国産化比率

[MBL]

  • 10%
  • 毎年1名以上派遣
  • 缶資材 70%
  • 15%
  • 0件
  • 6.7%
  • 1件※研修会を実施
  • 2019年に達成済
  • 2020年からの契約栽培開始に向けた試験醸造を実施
  • 1名
  • 缶資材 70%
2.2d 原料生産の持続可能性強化 2.3
8.9
15.4
17.16
17.17

レインフォレスト・アライアンス認証取得支援小規模農園数

[KBC]

10,000農園(2025年) 2,120農園 2,120農園 120農園
2.2e 原料生産の持続可能性強化 12.6
12.7
17.16
17.17
  • 一次取引先のSEDEX対応率
  • 豪州現代奴隷法の法令順守

[LN]

  • 100%
  • 100%
  • 100%
  • 100%
  • 98%
  • 75%

KG:キリングループ、KH:キリンホールディングス、KB:キリンビール、KBC:キリンビバレッジ、ME:メルシャン、KIW:小岩井乳業、KKC:協和キリン、KHB:協和発酵バイオ、LN:ライオン、MBL:ミャンマー・ブルワリー

環境

2 飢餓をゼロに 3 すべての人に健康と福祉を 6 安全な水とトイレを世界中に 7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに 12 つくる責任 つかう責任 13 気候変動に具体的な対策を 14 海の豊かさを守ろう 15 陸の豊かさも守ろう 17 パートナーシップで目標を達成しよう
コミットメント SDGsターゲット 成果指標 成果指標 目標値 (2021年) 最新の実績(2021年) 2020年 2019年
3.1 気候変動影響への対応 7.2
13.1
17.16
17.17
  • 使用電力の再生エネルギー比率
  • 太陽光発電設備を設置
  • グループ全体GHG※2削減率:Scope1と2の合計
  • グループ全体GHG削減率:Scope3

[KG]

KG

  • 100%(2040年)LION
  • 10MW(2026年)KG
  • 50%(2030年、19年比)
  • 30%(2030年、19年比)
  • 17%
  • 1.2MW
  • 13%
  • 12%
  • 10%
  • 1.2MW
  • 8%(19年比)
  • 3%(19年比)
  • 15%
    ※GHGプロトコルに基づいたパウンダリーに変更
  • 0.7W
  • 8.5%(15年比)
  • 12.7%(15年比)
3.2 水資源への取り組み 3.9
6.4
17.16
17.17
  • 2021年の用水原単位削減率
  • 2030年の用水使用量削減率

[MBL][KKC][KHB]

  • 28%(2021年、15年比)
  • KKC 40%(2030年、19年比)
    KHB 32%(2030年、15年比)
  • 17%(15年比)
  • KKC 25%(19年比)
    KHB 52%(15年比)
  • 28%(15年比)
  • KKC 44%(15年比)
    KHB 42%(15年比)
  • 27%(15年比)
  • 23%(15年比)
3.3 生物資源の取り組み 15.4
17.16
17.17
  • 事務用紙へのFSC認証紙または古紙の使用
  • 主要容器包装資材※3へのFSC認証紙の使用
  • 持続可能なパーム油への対応

[KH][KB][KBC][ME]

  • 100%
  • 100%
  • 100%※4
  • 100%
  • 6缶パック 100%ギフト箱 100%紙パック 100%製品用段ボール箱 100%
  • 100%
  • 100%
  • 6缶パック 100%ギフト箱 100%紙パック 100%製品用段ボール箱 100%
  • 100%
  • 97.4%
  • 6缶パック 100%ギフト箱 100%紙パック 99.6%製品用段ボール箱100%
  • 100%
3.4 容器包装の取り組み 12.2
12.4
14.1
17.16
17.17
  • PETボトル用樹脂のリサイクル樹脂の使用率
  • 容器材料のリサイクル性
  • 容器包装資材のリサイクル材料比率

[KB][KBC][ME][LN]

KBC、KB、ME

  • 50%(2027年)LION
  • 90%以上(2030年)
  • 50%以上(2030年)
  • 4.9%
  • 97%以上
  • 52 ± 2%
  • 1.5%
  • 95%
  • 45~49%
  • 1.9%
  • 95%以上
  • 47%
3.5 フードウェイストの削減 2.4
12.3
17.16
17.17

製品廃棄量削減率

[KB][KBC][ME]

75%(2025年、15年比) 80%(15年比) 80%(15年比) 44%(15年比)

KG:キリングループ、KH:キリンホールディングス、KB:キリンビール、KBC:キリンビバレッジ、ME:メルシャン、KIW:小岩井乳業、KKC:協和キリン、KHB:協和発酵バイオ、LN:ライオン、MBL:ミャンマー・ブルワリー

  • ※2
    GHG:Green House Gas
  • ※3
    6缶パック、ギフト箱、紙パック、製品用段ボール箱
  • ※4
    RSPO(Roundtable on Sustainable Palm Oil)のBook & Claim方式で対応成果指標 実績
  • SDGsについての詳細は以下をご参照下さい。