サステナブルファイナンス
キリングループは、「キリン・サステナブルファイナンス・フレームワーク(以下、本フレームワーク)」に基づきキリン・サステナブルファイナンスを実行し、CSV経営を推進するための資金調達を行っています。調達した資金は、CSVパーパスに基づいて「酒類メーカーとしての責任」「健康」「コミュニティ」「環境」の社会課題の解決に向けた取り組みに活用し、その活用状況を発信することで、キリングループのCSV経営の更なる推進と社会課題の解決を目指しています。
キリン・サステナブルファイナンスの実行にあたり、以下の原則・ガイドライン※に基づき本フレームワークを策定し、適合性に対する第三者認証(セカンドパーティ・オピニオン)をDNV ビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社(以下、DNV)より取得しております。
- 原則・ガイドライン
- ICMAグリーンボンド原則2021
- ICMAソーシャルボンド原則2021
- ICMAサステナビリティボンドガイドライン2021
- ICMAサステナビリティ・リンク・ボンド原則2020
- ICMAクライメート・トランジション・ファイナンス・ハンドブック2020
- 環境省グリーンボンド及びサステナビリティ・リンク・ボンドガイドライン2022年版
- 環境省グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン2022年版
- 金融庁・経済産業省・環境省クライメート・トランジション・ファイナンスに関する基本指針(2021年5月)
- 金融庁ソーシャルボンドガイドライン2021年版
- LMA、APLMA、LSTAグリーンローン原則2021
- LMA、APLMA、LSTAソーシャルローン原則2021
- LMA、APLMA、LSTAサステナビリティ・リンク・ローン原則2022
概要
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トランジション・リンク・ローン※1 |
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キリンホールディングス株式会社 |
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500億円 |
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2023年1月18日 |
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10年間 |
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三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社 |
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DNVビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社 |
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株式会社三菱UFJ銀行 |
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Scope1とScope2におけるGHG排出削減率(基準年度:2019年度) |
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Scope1とScope2におけるGHG排出量を2030年に50%削減(基準年度:2019年度) |
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SPTを達成した場合には、国からの利子補給により最大0.2%の利下げ |
- トランジション・リンク・ローンとは、気候変動への対策を検討している企業が、脱炭素社会の実現に向けて、長期的な戦略に則った温室効果ガス削減の取り組みを行うにあたり実施するファイナンスの一種で、パリ協定の実現に向けた中長期的なクライメート・トランジション戦略に沿った目標設定を行い、達成に応じてファイナンス特性が変化するローン