キリングループ「統合レポート2025」を公開

キリンホールディングス株式会社（社長 COO 南方健志）は、「統合レポート2025」のPDF版（https://www.kirinholdings.com/jp/investors/library/integrated/reports/?utm_source=kh_release&utm_medium=referral&utm_campaign=own-INTGRP_kh_release_250530）を2025年5月30日（金）に公開しました。
キリングループは、2019年に発表した⻑期経営構想「キリングループ‧ビジョン2027（KV2027）」において、“⾷から医にわたる領域で価値を創造し、世界のCSV先進企業となる”ことを⽬指しています。
「統合レポート2025」では、当社グループが祖業のビール事業で培ってきた発酵‧バイオテクノロジーを強みに、「⾷（酒類・飲料事業）」「医」「ヘルスサイエンス」の3領域4事業をもつ多様で盤石な事業ポートフォリオ経営で、持続的な成長に向けて価値創造に取り組む姿を表現しました。
特に、本年の特集では、「食（酒類・飲料事業）」「医」「ヘルスサイエンス」各領域のバリューチェーンに沿って価値創造事例を挙げ、当社グループのイノベーションを生み出す基盤である4つの組織能力※1の発揮から社会的価値・経済的価値を創出するまでのプロセスを開示しました。また、成長を加速させているヘルスサイエンス事業においては、株式会社ファンケル（以下、ファンケル）の連結子会社化を含む事業ポートフォリオの組み換えの狙いを伝えるとともに、キリン※2、ファンケル、豪州のBlackmores（ブラックモアズ）がもつ強みを掛け合わせることによる付加価値創出やグローバル展開の強化など、アジア・パシフィック最大級のヘルスサイエンス・カンパニーに向けた道筋を示しました。
当レポートの公開を通じて、ステークホルダーとの対話を深め、さらなる企業価値向上につなげていきます。キリングループは、自然と人を見つめるものづくりで、「食と健康」の新たなよろこびを広げ、こころ豊かな社会の実現に貢献します。

※1 イノベーションを生み出す基盤と定義する4つの能力。「人的資本（多様な人財と挑戦する風土）・研究開発（確かな価値を生む技術力）・マーケティング（お客様主語のマーケティング力）・デジタルトランスフォーメーション（価値創造を加速するICT）」を指す。
※2 ここでは、キリンホールディングス株式会社、小岩井乳業株式会社、協和発酵バイオ株式会社を指す。