3.2 水資源への取り組み

コミットメント

生産活動における水使用量を削減するとともに、水源地の保全活動を継続的に行います。

アプローチ

  • 工場における節水活動を推進します。
  • 製造拠点における水リスクを把握します。
  • 水源地の保全活動を継続します。
関連するSDGs
  • 3 すべての人に健康と福祉を
  • 6 安全な水とトイレを世界中に
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう
成果指標

① 2021年の用水原単位削減率
② 2030年の用水使用量削減率
※ミャンマーブルワリー、協和キリン、協和発酵バイオ

成果指標 目標値(2021年)

ミャンマー
ブルワリー


28 %
(2021年、15年比)

協和キリン

② 検討中

協和発酵バイオ

32 %
(2030年、15年比)

基本的考え方

水はキリングループにとって基本的な原料であると同時に農産物の生育にも必要であり、製造設備の洗浄などにも欠かせません。しかし、TCFD提言を踏まえて実施しているシナリオ分析では、事業所の所在地・流域や原料農産物生産地の水資源が気候変動の大きな影響を受けることが分かっています。キリングループは、水資源が共有資源であり、流域に暮らす人々の社会、文化、人権などに深くかかわることや、地球上で偏在し国や地域で水リスクが異なることを理解し、それぞれの地域の事情にあわせた適切な対応を進めています。

原料として利用する水を持続可能な状態にします

  • 全国の工場を中心に「水源の森づくり」活動を継続します。
  • 水の高効率利用の推進、排水負荷の最小化に取り組み、地域の水資源を守ります。

事業拠点の流域特性に応じた課題を解決します

  • 2020年に達成したスリランカ紅茶農園の水源地5カ所での保全活動を拡大し、水を大切さにする教育を農園周辺の住民15,000人からさらに拡大して実施します。

製造事業所水リスク調査結果

  • 図:製造事業所水リスク調査結果

実績ハイライト

課題達成状況
原料として使用する水を持続可能な状態にします キリンビールでは、1990年比で2019年に用水使用量で64%削減、用水原単位で49%削減しました。協和キリングループ全体(グローバル、協和発酵バイオグループを含む)では、2015年比で2019年に用水使用量で23%削減、用水原単位で26%削減しました。ミャンマー・ブルワリーでは、2015年比で2019年に用水使用量は21%増加、用水原単位は27%削減しました。
国内の水源の森活動では、全国12カ所の水源地保全活動を継続し、2019年は1,192人が参加しました。
事業拠点の流域特性に応じた水の課題を解決します スリランカの紅茶農園の水源地保全活動を2018年から開始しています。高地にある水源地は沿岸都市の多くの河川の源流となっているため、流域全体にとって重要な活動となっています。日本では、西日本豪雨での物流網寸断の経験からいち早く同様の災害時に向けた対策マニュアルを整備したことから、2019年の台風15号、19号の大きな被害の中でも影響を最小限に留めることができました。また、2019年には、シナリオ分析の一環として、主要原料農産物生産地のさらに詳細な水リスク・ストレスの把握も進めています。

達成状況

取り組み

活動報告