神奈川県立鶴見高等学校のみなさんに、横浜工場を訪問していただきました

  • 環境

2017年01月05日

  • 神奈川県立鶴見高等学校のみなさんに、横浜工場を訪問していただきました

キリンは、環境省と独立行政法人環境再生保全機構が主催する「全国ユース環境ネットワーク」を支援し、毎年参加校の学生のみなさんの会社訪問を受け入れています。

2016年10月23日には、「全国ユース環境ネットワーク」の参加校である神奈川県立鶴見高等学校のみなさんに、キリンビール横浜工場へ来ていただきました。 まずは、2016年10月1日にリニューアルオープンしたばかりの工場見学を体験頂きました。
仕込釜の内部の様子をプロジェクションマッピングで表したり、発酵タンクの中で酵母が発酵する様子を体験できる仕掛けに、驚きの声が上がりました。
工場見学の後は、工場の敷地内に設けられたビオトープの見学。
横浜工場のビオトープは、2011年4月に策定された生物多様性横浜行動計画「ヨコハマbプラン」に賛同した取り組みとして設けられたもので、NPO法人鶴見川流域ネットワーキングと連携して管理やお客様への広報活動を行っています。
この日はちょうど「自然の恵みを感じるツアー~スペシャルバージョン~」が開催される日でした。NPO法人鶴見川流域ネットワーキングの方々が準備をしておられるタイミングと見学が重なったため、直接色々なお話を聞くことができました。

その後は、会議室で学生のみなさんの取り組みとキリンの取り組みの情報交換を行いました。
鶴見高等学校のみなさんは、鶴見川を中心とした川や生態系の調査を行っておられます。
雨の後に窒素分が増える理由を突き止めたり、電流を使った水質調査などを行い、文化祭などの機会を通じて発表されているとのことでした。
キリン側からは、スリランカの紅茶農園の認証取得支援や、生産量がピーク時の4分の1にまで減少している遠野ホップ畑の現状とホップ畑が存在することの意味を示すための生きもの調査などについて説明させて頂きました。

学生の皆さんからは、

  • 将来、農業をする人がいなくなると生態系に影響が出てしまうことが分かった。
  • 持続可能性の大切さが分かったので、自分たちの高校でもそういうことを考えてやっていきたい。
  • 人の手が入ることで良くなる自然があることが分かったので、何かしら行動を起こしたい。

などの意見を頂きました。
キリンでは、今後も「全国ユース環境ネットワーク」の参加校の学生のみなさんの訪問を受け入れ、色々な意見を交わしていきたいと考えています。

※所属(内容)は掲載当時のものになります。

価値創造モデル

私たちキリングループは、新しい価値の創造を通じて社会課題を解決し、
「よろこびがつなぐ世界」を目指しています。

価値創造モデルは、キリングループの社会と価値を共創し持続的に成長するための仕組みであり、
持続的に循環することで事業成長と社会への価値提供が増幅していく構造を示しています。
この循環をより発展させ続けることで、お客様の幸せに貢献したいと考えています。