2019年夏休みの中高生向けワークショップ「キリン・スクール・チャレンジ」は「のみもの×持続可能な農業・林業」をテーマに、キリングループの工場で実施しました。

「つながっている、わたしたちと世界」をテーマに中高生が議論し、同世代に伝えていくワークショップ「キリン・スクール・チャレンジ」。2019年夏休みのテーマは、「のみもの×持続可能な農業・林業」です。
今年も夏休み企画として、キリンビバレッジ湘南工場、キリンビール神戸工場・横浜工場で実施し、合計73名の中高生が参加しました。8月20日の横浜工場でのFSC®をテーマとしたワークショップは、7月20日～9月30日まで開催されている「FSCフォレストウイーク2019」の共催イベントとして実施しました。

キリンの商品は農作物を原料とし、容器の一部には紙を使用しています。この農作物や紙を持続可能にするためにはどうしたらよいか、キリンの取り組みや、FSC認証制度の普及を推進しているFSCジャパン、持続可能な農園認証制度を推進しているレインフォレスト・アライアンスの活動を通して、中高生たちは自分たちの目線で、今まさに直面している課題を感じ、豊かな地球の恵みを将来につなげていくためにはどうしたらよいか、同世代に向けてその想いをSNSで発信しています。

2019年8月20日　キリンビール横浜工場　テーマ：FSC

9時30分

参加者は、横浜工場最寄り駅の生麦改札前で集合した後、ワークショップのスタッフの誘導で歩いて10分程度の横浜工場見学施設受付まで移動します。

10時10分オリエンテーション

レゴ^Rを使った自己紹介。その後は、自分達の周りにどのような紙があるか、その紙が無くなったら社会が成り立つかを考えて意見交換しました。

10時30分講義

紙がない生活が難しいことに気づいた後は、FSCジャパン広報担当の河野さんから世界の森林問題とその解決策であるFSC認証とその仕組みを聞きました。
キリンホールディングスからは環境の取り組み全般の説明の後、2020年末までに紙容器でFSC認証紙を100％採用しようとしている取り組みを聞きました。

12時30分

見学受付前のキリン像のパネルの前で集合写真を撮った後は、お待ちかねの工場見学。
ビール原料の麦芽やホップの形や匂いを実際に体験した後は、主に醸造設備を見学しました。

13時30分作品作り

学生たちは、午前の講義で感じたことをお互いに紹介しあいながら、何を課題に作品を作るかを検討していきます。
作品のコンセプトとワードを決めたら早速作品作り。
同世代に伝えたいツイッター用の写真を製作していきます。
短い時間でしたが、ぐっと凝縮された良い作品が出来上がりました。

今回の作品はSNSを意識して、ビジュアルで目を引き、また短い言葉で印象的にしっかりと伝えたいことを表現できている作品が多かったのが印象的でした。
できあがった作品は、キリン・スクール・チャレンジのサイトで紹介しています。

「こども国連環境会議推進協会」のツイッターアカウントでも発信し、作品ごとにリツイート数を競います。あわせて「こども国連環境会議推進協会」のアカウントをフォローした上でリツイートしていただいた方の中から抽選で「キリン午後の紅茶　ストレートティー（500ml）」や、エコパンダのパペットをプレゼントするキャンペーンも実施します。

※プレゼントキャンペーンの主催は「こども国連環境会議推進協会」です。

8月7日実施分　優勝チーム：第1班（253リツイート獲得）
8月9日実施分　優勝チーム：第5班（302リツイート獲得）
8月20日実施分　優勝チーム：第5班（429リツイート獲得）
- いずれも2019年9月30日時点
- キリン・スクール・チャレンジ twitter キャンペーンは終了しました。

作品の一覧はこちら

2019年8月7日　キリンビバレッジ湘南工場　テーマ：レインフォレスト・アライアンス

8月7日は、キリンビバレッジ湘南工場で開催しました。
レインフォレスト・アライアンスの一倉さんをお招きして、持続可能な農園認証制度が必要となった背景と仕組みなどの講義を受けました。キリンホールディングスからは、スリランカの紅茶農園がレインフォレスト・アライアンス認証を取得する支援をしているキリングループの取り組みについて説明がありました。
参加者は熱心に講義を聞き、作品作りに取り組みました。湘南工場でも工場見学を楽しみました。