3年ぶりの会場でのキリン・スクール・チャレンジを開催しました。

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2022年09月09日

  • 3年ぶりの会場でのキリン・スクール・チャレンジを開催しました。

(聖心女子大学4号館の入り口にある田窪恭治さんの作品「黄金の林檎」の前で撮影したレインフォレスト・アライアンス チーム参加者の皆さん)

  • FSCチームの皆さん

2022年8月に「つながっている、わたしたちと世界」をテーマに中高生が議論して同世代に伝えていくワークショップ「キリン・スクール・チャレンジ」を開催しました。

今回もテーマは、「FSCR」と「レインフォレスト・アライアンス」。
「FSC」はオンラインで、「レインフォレスト・アライアンス」は3年ぶりに会場開催しました。

レイン・フォレスト・アライアンス ワークショップ(2022年8月19日(金)13:00~17:30)

9時30分 受付開始

開場である東京広尾駅すぐの聖心女子大学ブリット記念ホールに26名の中高生が集まりました。東京から距離のある栃木、茨木に加えて、お盆休みの時期とあって宮城、広島の学生にも参加していただきました。「キリン 午後の紅茶」のホームページでスリランカでの活動を知り、興味を持って参加したという参加者もおられました。
久々の会場での開催であることを考慮し、過去5日間の本人及びご家族で発熱のなかったことの申告および、予め配布した抗原検査キットの結果の提示を受けてから会場に入っていただきました。
まず、導入部としてTシャツを例として、社会の課題と解決するために必要な考え方について学びます。
1枚のTシャツを作るのには、綿花の栽培や布の製造、染色、縫製などの全ての工程でたくさんの水が必要であり、そうやって作った着ることのできる服が日本では着ることなく棄てられている割合が非常に高いといった課題も学びました。しかし、「服を買う機会を減らす」「服を買わない」という対応では、衣料製造に関わる世界中の人たちの職を奪ってしまうことにもつながるため、本当の解決のためにはTシャツに関わるすべての工程が持続可能になることを目指さなければいけないこと、消費者の「賢い選択」で貢献できることを理解することも出来ました。

10時30分 質問への回答

今回は会場を使える時間に制限があったため、参加者は事前にネットで公開された講義動画(レインフォレスト・アライアンスおよびキリンの取り組みについて、それぞれ40分程度)を見ていただき、疑問に思ったことや感想をネット上の専用掲示板に書き込んでもらうことにしました。
会場では、これらの質問に対してレインフォレスト・アライアンスの市場担当一倉さんとキリンの担当者から、十分な時間を取って回答をさせていただきました。

11時15分 ワークショップ

質問コーナーが終わった後は、2つの教室に分かれて、ワークショップの開始です。ワークショップでは講義を聞いて感じたことをレゴを使って明らかにし、チームのメンバーの想いも理解して、作成する作品の方向性を決めていきます。
途中、昼食をはさんで、参加者の皆さんは熱心にワークに集中していました。

13時30分 作品作成

イメージ合わせが出来たらさっそく作品の製作開始です。
講義を振り返り、チーム内での認識合わせが出来たら、自分たちの想いを同世代に伝えるためのツイッターのワードを作成し、それを表現する写真を撮影します。

FSC ワークショップ(Day1:8月2日(火)13:00~18:30、Day2:8月22(月)13:00~16:00

Day1:8月2日(火)13:00~18:30

「FSC」のワークショップは、オンラインで実施しました。オンラインでのワークショップはDAY1(4時間)とDAY2(2時間半)の2回に分かれて実施しました。オンラインとあり、宮城、群馬、茨木、愛知、京都、大阪、広島、福岡、長崎と日本中から23名の参加がありました。
DAY1では、ZOOMのブレイクアウトルームの機能を使い、3~4名程度のチームに分かれ
希求したい内容、各担当が作る動画の大枠の内容を決め、この後DAY2までの1週間で各自が担当する内容を決めるところまでがDay1のワークショップになります。
DAY1の後、参加者はそれぞれが担当する部分のスケッチブックを作成し、動画まで撮影します。

ワークショップ後半Day2(2022年8月21日(月))

今回はお盆休みを挟んだので20日近く間をあけてDAY2を開催しました。
ワークショップ後半では、まず参加者全員でお盆休みの間に参加者の中高生一人一人が撮影した動画を再生しながら、スケッチブック・ストーリーとしてつながった作品になっているかどうかを確認していきます。各チームでZOOMのブレイウトルームに分かれ、訴えかけたいことがうまく伝わる動画になっているかを確認し、改善点を見つけていきます。
FSCジャパンとキリンの講師2名は、順に各チームのブレイアウウトルームを訪問し、撮影してきた動画に対してサジェスションを行います。各チームは、そのサジェスションを参考にして、さらに完成度を高めた動画にするための、各人の作業の進め方ついて話し合いを行っていきます。

各チームの写真(レインフォレスト・アライアンスチーム)、スケッチブック・リレー動画(FSCチーム)ができあがりました。想いをこめた力作ぞろいです。一人でも多くの人に届けたいですね。
できあがった作品は、「作品一覧」の中で紹介しています。下記の「作品の一覧はこちら」をクリックしてください。

ワークショップはこれで終わりではありません。
参加した中高生の作品は「こども国連環境会議推進協会」のツイッター・アカウントで発信し、2022年9月5日(月)~10月14日(金)の間、各作品のリツイート数をテーマ毎に競い合うところまでがワークショップです。

この期間中で「こども国連環境会議推進協会」のアカウントをフォローした上で上記期間中にリツイートしていただいた方から抽選で、エコパンダのパペットをプレゼントするキャンペーンも同時に実施しました。

  • プレゼントキャンペーンの主催は「こども国連環境会議推進協会」です。詳しくはこちらをご覧ください。
  • プレゼントキャンペーンは終了しました。

優勝チームは、下記となりました。
FSCコース 7班:642リツイート
レインフォレスト・アライアンスコース 2班:466リツイート

キリン・スクール・チャレンジは「第8回キャリア教育アワード」の奨励賞と、「平成29年度 青少年の体験活動推進企業表彰」の審査委員会奨励賞を受賞しています。

FSCRC137754

※所属(内容)は掲載当時のものになります。

価値創造モデル

私たちキリングループは、新しい価値の創造を通じて社会課題を解決し、
「よろこびがつなぐ世界」を目指しています。

価値創造モデルは、キリングループの社会と価値を共創し持続的に成長するための仕組みであり、
持続的に循環することで事業成長と社会への価値提供が増幅していく構造を示しています。
この循環をより発展させ続けることで、お客様の幸せに貢献したいと考えています。