3.1 気候変動影響への対応RE100・使用電力の再生可能エネルギー比率100%を目指す

RE100への加盟と使用電力の再生可能エネルギー比率100%化

キリンホールディングスは、2020年11月に、電力の再生可能エネルギー比率100%を目指す企業で構成される国際的な環境イニアシアチブ「RE100」に加盟し、2040年までに使用電力の再生可能エネルギー比率100%を目指すことも宣言しました。
具体的な取り組みとして、キリンビール名古屋工場での購入電力の再生可能エネルギー比率100%化や国内4ビール工場でのPPAモデルによる太陽光発電利用、水力発電由来の電力利用などを積極的に進めています。

  • RE100への加盟と使用電力の再生可能エネルギー比率100%化の図

キリンビール名古屋工場の購入電力の再生可能エネルギー比率100%

キリンビール名古屋工場は、2021年夏から購入するすべての電力を再生可能エネルギー100%にして、RE100達成に向けた一歩を踏み出します。これにより、購入電力由来のGHGはゼロとなり、年間で7,400tのGHG排出量削減になる予定です。
三菱商事エナジーソリューションズ株式会社が出資・運営する再生可能エネルギー発電所(太陽光発電)で発電された環境価値(トラッキング
付非化石証書)付きの電力を購入することで実現します。

国内ビール4工場でのPPAモデルによる太陽光発電利用

キリンビールでは、仙台工場・名古屋工場・滋賀工場・神戸工場の4工場で、PPA(Power Purchase Agreement)モデルによる太陽光発電電力の導入を2021年から開始しました。これにより、年間約4,500tのGHG排出量を削減できるとともに、キリンビール全体の太陽光発電の再生可能エネルギー比率を従来の約18%から約22%に向上させることになります。
三菱商事エナジーソリューションズ株式会社の子会社であるMCKBエネルギーサービス株式会社がPPA事業者となり、当該4工場の屋根にメガワット級の太陽光発電設備を設置し、その発電電力をキリンビールが購入・活用することで実現します。

水力発電

2017年4月より、キリンビール取手工場およびキリンビバレッジ湘南工場の購入電力の一部で、水力発電由来のGHGフリー電源の使用を開始しました。これは、東京電力エナジーパートナーが水力発電の電力だけを供給する国内初の電力メニュー「アクアプレミアム」を利用するもので、発電時にGHGを排出しない水力発電の利用で地球温暖化対策に貢献していくものです。日本の食品・飲料業界のみならず工場としても初めての採用事例となります。2020年1月からは、協和キリン高崎工場でも利用を開始しており、医薬品製造業で初めての事例です。

  • キリンビバレッジ湘南工場

  • キリンビバレッジ取手工場