持続可能な生物資源の利用コーヒー農園

コーヒー農園へのレインフォレスト・アライアンス認証取得支援

キリングループは、2020年からベトナムのコーヒー農園がレインフォレスト・アライアンス認証を取得する支援を開始し、2021年末までにアラビカ種のコーヒー農家309人を対象として、新認証取得移行のトレーニングを実施しました。2013年よりスリランカの紅茶農園に対して行っている認証取得支援の知見を生かして、ベトナムのコーヒー農園に活動を広げるものです。
2019年にキリングループが輸入したコーヒー豆の約3割がベトナム産であり、「キリン ファイア」などに使用されています。一方、ベトナムのコーヒー農園の大半は小農園であり、適切な教育機会がないために、農業技術レベルが低く、不適切な肥料の使用を行っている農家も存在します。2019年に実施した2050年と2100年時点での気候変動影響についてのシナリオ分析では、コーヒー豆は多くの国・地域で収量に大きな影響を受けることも分かりました。2020年からはじめた認証取得支援は、生産地の小農園の持続可能性を高め、将来にわたり良質な原料の安定的な使用に寄与すると期待しています。

  • 商品写真は2022年6月末時点のものです。

データ分析に基づいたトレーニング

本活動では、データを基にトレーニングを行っています。具体的には、各小農園の収入と支出に占める肥料や農薬の割合や直射日光による土壌乾燥と木の消耗を防ぐ効果のあるシェードツリー(主に果樹など)の本数、その木から収穫した果物から得られた収益などを把握しています。収集したデータの分析から、農家の収益改善と持続可能な生産に寄与するプログラムを作成してトレーニングを行っています。

  • 図:ベトナムコーヒー小農園の収益構造

  • 図:ベトナムコーヒー小農園シェードツリーデータ

※ 上記情報は「キリングループ環境報告書2022」の開示内容を転載したものであり2022年6月末現在の情報です。