社会とともに

自販機専用空容器リサイクルボックスへの消費者啓発ステッカーの貼付

キリンビバレッジが加盟する全国清涼飲料連合会では、2018年11月29日に「清涼飲料業界のプラスチック資源循環宣言」を行いました。
その1つの取り組みとして、自販機横の「自販機専用空容器リサイクルボックス」が、リサイクル目的に空容器だけを集めていることを消費者のみなさまに知っていただくため、2019年5月より50万枚のステッカー貼付活動を展開しています。PETボトルを100%有効利用するため、清涼飲料業界として「異物混入ゼロ」を目指していきます。

  • 自販機専用空容器リサイクルボックスへの消費者啓発ステッカーの貼付

自主的なアルミ缶回収

キリングループでは、アルミ缶リサイクル協会に加入してアルミ缶のリサイクルに取り組んでいます。さらに、これとは別に、缶メーカーが行っている使用済みアルミ缶の回収活動を支援しています。この活動で集められるアルミ缶は毎年4万tを超え、すべてアルミ缶にリサイクルされており、そのアルミ缶も使用しています。

  • キリンビールが提供している回収用の袋

自動販売機空容器回収

キリンビバレッジで設置した自動販売機では、商品の提案・補充・自動販売機の保守・修理まで一貫してオペレーションを実施しますが、これに加えて環境保全のために空容器の回収から自動販売機周辺の清掃まで行っています。

分別しやすい容器包装

容器包装では、できるだけ単一素材で構成したり、単一素材に分離して廃棄できるように配慮しています。また、容器包装のリサイクルを啓発するために、分別しやすい容器包装の提供を行っています。一般的な処理施設で問題なくリサイクルできるような配慮も行っています。

消費者啓発活動

容器包装のリサイクルについて業界で最も詳しく情報提供を行っているサイト「キリンの容器開発と3R」や、子ども向けサイト「KIRIN KIDS」での3Rの啓発など、インターネットを活用した啓発活動を行っています。また、若年層向けワークショップ「キリン・スクール・チャレンジ」でも容器包装の3Rをテーマに取り上げています。
さらに、省資源でつぶしやすい環境配慮型容器「ペコロジーボトル」を導入したタイミングで登場させた環境キャラクター「エコパンダ」を活用して、若年層への啓発活動を行っています。
G20大阪サミットにおける「G20イノベーション展」、国際メディアセンター(IMC)広報において、再生PET樹脂100%の「キリン生茶デカフェ」の「R100ペットボトル」や「キリン アルカリイオンの水」に使用している国産最軽量2L PETボトルを展示するなど、各種イベントでも啓発活動を行っています。

  • キリン・スクール・チャレンジ
    (FSCロゴ イメージ図)

  • G20イノベーション展

アダプト・プログラム

公益社団法人 食品容器環境美化協会(食環協)は、飲料メーカー6団体が集まり、環境美化のための様々なPR・活動を行っています。キリンビールとキリンビバレッジもそれぞれ「ビール酒造組合」、「全国清涼飲料連合会」のメンバーとして参加し、「まち美化手法」である「アダプト・プログラム」活動の支援を行っています。

  • アダプト・プログラム

食品容器環境美化協会の主な活動

教育の支援

食環協では、環境美化の教育と実践に積極的に取り組んでいる学校を表彰したり、先生向けの環境教育ガイドを制作・提供するなどしています。

ポイ捨て防止キャンペーン

  • 図:ポイ捨て防止キャンペーン

食環協では、道路沿いの立て看板や自動販売機へ「統一美化ステッカー」を貼付、「ポイ捨て防止」を呼び掛けています。

オーストラリアの容器デポジット制度とライオンの取り組み

ライオンは、オーストラリアの容器デポジット制度において積極的な役割を果たしており、南オーストラリア州とノーザンテリトリーの回収コーディネーターであるMarine Storesのマジョリティを保有しています。また、ライオンは、ニューサウスウェールズ州の容器デポジット制度、Exchange for Change(EfC)のコーディネートを行うジョイントベンチャーに参加しています。クイーンズランド州ではContainer ExchangeLimited(CoEx)のメンバーになっており、クイーンズランド州の容器デポジット制度を管理・運営する製品責任団体に任命されています。
オーストラリアは現在、8つの州のうち5 つにおいて容器デポジット制度を施行しており、残りのすべての州でも今後制度が導入されることが発表されています。西オーストラリア州は2020年6月、ビクトリア州は2022年または2023年、タスマニア州は2022年に導入される予定です。
ニューサウスウェールズ州では、制度の施行からわずか2年余りで30億本以上のびん・缶が返却されました。同州で返却される飲料容器の数は、一日平均700万個にのぼります。現在、州全体で640カ所の返却サイトが運営されています。
クイーンズランド州の容器払い戻し制度は2018年11月1日に開始し、230カ所以上の返却サイトが運営されています。
南オーストラリア州の制度も引き続き実施されており、販売された飲料容器の返却率は約76.4%と報告されています。
オーストラリア首都特別地域で制度が開始された最初の年には、2600万個以上の容器が返却・リサイクルされました。容器のリサイクル量の増加を目指して、新たな返却サイトは今後も拡張される見込みです。
ノーザンテリトリーの制度も引き続き実施中で、2018~2019年の報告によると、返却率は10%増加し、総返却率は販売済み飲料容器の84%にのぼります。
ニュージーランドは、飲料容器が埋立地に廃棄される問題に対処するため、ニュージーランド全土への導入を想定した容器返却制度を構築中であると発表しました。他国で運営中の制度を元にニュージーランドの地理的ニーズやリサイクル要件を満たす制度が設計されます。この制度の設計案は、2020年8月にニュージーランド政府に提出される予定です。