メルシャン株式会社(本社:東京、社長:岡部
有治)は、「甲州ワイン」2種の新ヴィンテージ、『シャトー・メルシャン 甲州きいろ香
2007』、『同 甲州グリ・ド・グリ 2007』を4月16日(水)より全国で発売します。同時にマグナムボトル『同 甲州きいろ香T718
2007』も発売します。
当社では、日本固有のぶどう品種「甲州」から造るワインを日本を代表する個性あるワインにすることを使命と考え、2000年より「甲州プロジェクト」を、更に2004年よりボルドー第二大学醸造学部デュブルデュー研究室の協力を得て、主に「香り」を追求する「甲州アロマプロジェクト」を開始し様々な研究を続けてきました。
今年で4年目となる研究成果を活かし、香りや味わいがさらに前進した『シャトー・メルシャン 甲州きいろ香』、『同 甲州グリ・ド・グリ』の2007年新ヴィンテージを発売します。
2007年は前年に引き続き、ワイン造りの原点となる“ぶどう畑への原点回帰”をテーマに「甲州ぶどう」が持つポテンシャルと気候、風土に由来する特徴を把握し、それぞれのワインのスタイルに適したぶどうを見出す研究を進めてきました。
『シャトー・メルシャン 甲州きいろ香』は、「甲州アロマプロジェクト」により「甲州」ぶどう中に含まれていることが確認された、グレープフルーツなど柑橘類の香りの素となる物質(3-メルカプトヘキサノール)の特徴を最大限表現し、さらに同ぶどうの様々な未知の香りも併せ持った個性あるワインとして、2005年春に5000本限定で発売し2ヶ月で完売し話題となりました。
2007年は研究の結果、よりワインのスタイルにあった甲州ぶどうを用いることが可能になったことに加え、過去のヴィンテージよりもタンク育成期間を1ヶ月長くするなどの醸造上での取り組みにより、これまで以上に溌剌とした香りと旨みをお楽しみいただけます。
また同時に昨年に引き続き、マグナムボトルサイズ(1500ml)の『同 甲州きいろ香 T718 2007』を1000本限定で発売します。同ワインは、いくつかのタンク別で育成中の原酒の中で、このワインの特長を最も表現している「発酵タンク(T718)」のみを使用しています。
『シャトー・メルシャン 甲州グリ・ド・グリ』は、甲州ぶどう独特の赤紫色をした皮からのおいしさを追求し、「色」と「味わい」にこだわった「甲州ワイン」として、2003年秋に初ヴィンテージ2002年を発売しまた。さらに2005年ヴィンテージより、「甲州アロマプロジェクト」の研究過程で甲州ワインに含まれていることを見出した、高貴なバラ“ブルガリアン・ローズ”からの甘美な香り「ベータ・ダマセノン」の特徴を表したワイン醸造に取り組み、「香り」の要素も取り込みました。
2007年は『同 甲州きいろ香』同様にワインのスタイルにあった甲州ぶどうを用い、最適な醸造技術を駆使することで、「味わい」、「色」、「香り」ともにバランスが良く、さらに進化した魅力的なワインとなりました。
当社は今後も日本固有のぶどう品種「甲州」の研究を進め、その技術を公開していくことで、日本ワインの発展に貢献してまいります。
【発売の概要】
◆商品名・容量・税別希望小売価格・荷姿 |
『シャトー・メルシャン 甲州きいろ香
2007』 |
750ml 2,307円 1ケース6本入り |
『 同 甲州きいろ香 T718 2007』
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1500ml 5,000円 1ケース1本入り |
『 同 甲州グリ・ド・グリ 2007』
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750ml 2,307円 1ケース6本入り |
※『 同 甲州きいろ香 T718 2007』は1000本限定発売 |
◆発売日 |
4月16日(水) |
◆発売地域 |
全国 |
◆商品サイト |
http://www.chateaumercian.com/ |
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