方針・戦略
健康経営の実現に向けて
キリングループは、お客様に「健康」をお届けする企業として、従業員が健康で活き活きと働ける環境づくりを目指しています。2017年には、キリンホールディングス社長による「キリン健康宣言」を発信し、健康経営に取り組んでいます。
【キリン健康宣言】
キリングループは、社会とともに持続的に成長するため、健康という社会課題の解決に貫献します。
そのためには、従業員一人ひとりが、明るく健康で、活き活きと働いていることがなにより重要です。
各自が、自分自身の健康維持に主体的に取り組むことに加えて、グループとしても、これまでの安全衛生の枠組から更に踏み込み、
従業員の健康づくりを積極的に支援します。
2017年3月
キリンホールディングス株式会社
代表取締役社長
磯崎 功典
2017年より7年連続で「健康経営優良法人(ホワイト500)」の認定を受けています。
またキリングループは人間性尊重を人事の基本理念とし、人財こそが価値創造、企業価値向上を生み出す力の源泉と位置づけています。
従業員の安全と健康はその基盤です。
健康経営では、「従業員一人ひとりが日々活き活きと健康な状態で働くことで、常に高いパフォーマンスを発揮でき、働きがいを高めている状態」を目指しています。
2022年にはグループ労働安全衛生方針を策定し、グループ全体への浸透に取り組んでいます。
ガバナンス
健康経営推進体制
キリングループでは、健康経営を推進するため、グループCSV委員会の傘下に健康と安全衛生の課題に特化したグループ横断の会議体を設置しています。(人事総務戦略担当役員を議長とするグループ健康経営推進会議を年2回開催)。グループ健康経営推進会議で議論された内容は、グループCSV委員会への報告後、キリンホールディングスグループ経営戦略会議や同取締役会に付議・報告し、グループ全体戦略へ反映させる体制を構築しています。
◆グループCSV委員会
https://www.kirinholdings.com/jp/impact/csv_management/promotion_impact/
◆グループ健康経営推進会議の主な議題
https://www.kirinholdings.com/jp/impact/csv_management/promotion_impact_sustainability/
指標と目標
概要
お客様に「健康」をお届けする企業グループとして、従業員やその家族が、これからの人生を健康でこころ豊かに過ごし、従業員が個々の能力を発揮できる環境の構築を目指します。
2024年の取り組み指標と目標値
プレゼンティーズムの調査スコア |
2022年より改善 |
適正体重維持者率 |
2020年より向上 |
AUDIT(※)8点未満の従業員の割合 |
73%以上 |
- AUDIT (The Alcohol Use Disorders Identification Test) の略飲酒習慣スクリーニングテスト
健康経営推進の取り組み例
健康アプリを活用したウォーキングの促進
「みんなで歩活(あるかつ)」への参加
kencom上で年2回(春・秋)実施している【チーム対抗型】のウォーキングイベントです。
チームや個人で参加し、スタート地点の九州から北海道のゴールを目指します。
1日8,000歩を目標に、チーム内で相互にメッセージを送るなど、励まし合いながらウォーキングを楽しみます。
- 趣旨に賛同したチームのkencomポイントは日本赤十字社に寄付しています。
参加状況
2021 春 228チーム 1,310名 秋 230チーム 1,687名
2022 春 219チーム 1,517名 秋 245チーム 1,819名
2023 春 250チーム 1,902名
健康セミナーの開催
健康診断の見方セミナー(結果の見方から行動変容)※健康セミナーの一例です。
身近な健康診断結果をもとに、自身の健康状態を把握し改善するきっかけに。
参加状況
2021年:181名
2022年:171名
2023年:198名
健康経営支援サービスの活用
健康経営支援サービス「KIRIN naturals」提供のECサイト「ウェルネスストア」を導入。
ウェルネスストア登録者を対象に、健康関連動画/健康情報の定期発信、健康商品の提供により、従業員の健康行動を推進。
2023年度登録者 8,390名
従業員や家族向けにLINEを活用
社員や社員のご家族向けにLINEサービスを利用して、健康に関する大切な情報や健康診断の申込方法などをわかりやすくダイレクトにお届けしています。
スポーツ施設の活用
スポーツ施設との法人契約により、従業員の主体的な健康維持をサポートしています。(キリンビール健康保険組合)
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